気まぐれ日記 2025年5月
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5月1日(木)「キャメロンのタイヤ発注・・・の風さん」
寝坊したけれど、昨日の疲れは取れていない。だらだら過ごしていれば、そのうち元気が出るだろうと、1日を普通にスタートさせた。最初はもちろんストレッチから。問題なし。
ワイフはトール教室。長女が来ているので、生活のリズムを合わせるには工夫が必要だ。とりあえず朝と昼を抜いて、様子見をしているうちに、午後、おやつコールがあったので、階下へ行った(笑)。久しぶりのミスド。長女が買って来た。昔はイベントがあるたびにそれを口実によく買いに行ったものだ。当時入手した食器類が今もたくさんある。最近はそういったイベントはないそうだ。
元気が出ないので、とりあえず、X(旧ツイッター)とFBにアップしてみた。多忙なふだんはなかなかできない。しかし、現代はSNSを多用するのは常識である。分かっているけれど、それができないのは、能力の問題かもしれない。
夜になっても元気が出ない。後回しにしていたキャメロンのタイヤ交換の検討を始めた。キャメロンもその前のミッシェルもタイヤはポテンザと決めている。前回、たまたまネットショップで安価なポテンザを発見し、地元の工場で交換作業もしてもらった。あれから、じゃんじゃん走行したので、また交換が必要になった。幸いなことに同じパターンを再現できることが判明した。ポテンザの購入、地元の工場で取り付け、旧タイヤは処分というプロセスになる。見積もりでは7万円弱になる。なぜこんなに安いのかと言うと、タイヤがタイからの逆輸入品だからだと思う。工場が海外でも、ブランド品だから心配ない。GW明けには工事になるのではないか。そのあと、車検となる。
タイヤがうまく行ったので、調子にのって、再び充電器と充電電池の不具合対策を検討した。ずいぶんと時間がをかけたが、またあえなく解決しなかった。不具合の真の原因がイマイチつかめないからだ。
5月2日(金)「お疲れさん・・・の風さん」
ベッドサイドの電波置時計を見たら、正午を過ぎたところだった。
やばい。疲れている。今日は休養日にしよう。
ストレッチは中止。ダイニングで新聞を読んでいたら、やがて長女も起きてきた。長女は最初から静養に来ているので、この時間に起きてきても異常ではない。しかし、話によると、朝の6時からサラちゃんが何度も起こしに来て、なかなか大変だったらしい。
遅い昼食を二人で摂っていたら、まもなくワイフのトール教室も終わって、さまざまなパンのランチになった。
書斎に入ってルーチンの雑務をしている中で、こんなことがあった。ポイ活みたいだが、毎日クジも引く。あるクジで、1等が当たった。別に狂喜するほどのことでもないのだが、商品はコンピュータソフトで、YouTubeを視聴している時に出てくるうるさいCMを自動でカットしてくれるという。本当なら、ありがたい。Websiteを閲覧していても、広告の時間はもったいない。かなりの割引価格で購入できる。さらに、このソフトには、魅力があった。期間限定のサブスクではなく、無期限である。そして、3つのITツールに使える。つまりWindowsPC、iPhone(iOS)、MacBookAirにそれぞれインストールできるのだ。幸いためたポイントもあって、実質700円の追加費用で入手できるので、ゲットすることにした。
狙い通りに、3つのツールにインストールできた。WindowsPCで、危険らしいWebsiteが開けなかったが、まだ効果を確認できない。設定がうまくできていないようだ。まあ、疲労しているので、おいおいやっていくしかない。
昨日に続いて、XとFBにアップしたが、それくらいしかできない1日だったにもかかわらず、疲労は解消していない。
5月3日(土)「児童書の原稿の修正・・・の風さん」
休養日は昨日だけでおしまい。
ストレッチも再開し、ホットミルクの朝食後、書斎へ出動。
エージェントがしっかり読んで指摘してくれた児童書の原稿を仕上げる。ワイヤレスヘッドホンも再出動。ただし、ポモドーロ・テクニックは不要だ。同じクリエイティブな作業でも、最初の原稿を書くのと、推敲しながら仕上げるのではストレスが断然違う。
今回の原稿の仕上げでは、大きな課題がいくつかある。含まれている数学的な内容をどれだけ平易にできるかということと、複雑なミステリーのトリックをどれだけシンプルにするかということ。いつものように一気に改善する力はないので、にじり寄るように、少しずつ手を入れていく。粘り強さだけは常人以上だと思う。
こまかな改善については、エージェントの指摘が大いに助けになる。読者の視点で、作者の気付いていないことを明確に示してくれている(今回、プリントしたものを郵送してもらっている)。
午後になり、例によって疲労を感じ、1時間ほど横になった。どうやらまた腰が黄色信号を出しているらしい。復活後、クリニックで購入したコルセットを装着した。正攻法は、筋トレと体力増強だが、応急処置も必要だ。
庭にクロアゲハが来ていた。うまく動画を撮影できたので、FBにあげた。FBは3日連続となった。
就寝までに、原稿の半分の改善が終わった。明日、残りをやる。
5月4日(日)「原稿執筆でまさかの難航・・・の風さん」
さあ、児童書の原稿の後半を仕上げるぞ、と元気に起床。天気も好い。
今日は、知人がシャンソンのコンサートを開く。交友の広い方なので、おそらく会場はいっぱいになるだろう。私は原稿執筆に注力しなければならないので、お祝いのフラワーアレンジメントを送った。受付あたりで使ってもらえたらうれしい。
腰痛が発生することもなく、執筆に集中できた。しかし、夕方でいったん中断。外食したあと、長女を名古屋まで送らねばならない。初めてのイタリアンレストランへ行った。超割安お得感満載のレストランで、今どき、こういった経営で大丈夫かと心配になるくらいだ。なぜなら、時間無制限の食べ放題飲み放題がメニューの中心だからだ。私たちは、それではなく、3人セットメニューにした。
2時間以上かけて、ゆっくり食事でき、そのまま名古屋までアクアで長女を送った。車中で、先月の認知症検査の結果の話をした。不安が消えたことを力説した。
帰宅してから、執筆の続きをした。けっこうむずかしい修正になり、進まなくなった。かなり遅くまで粘ったが、できなかった。明日にかけるため、階下へおりていくと、サラちゃんが珍しくまだ寝ていなかった。こんな時間に何してんだろう? サラちゃんもそんな目で私を見ていた(笑)。
5月5日(月)「子どもの日に思う・・・の風さん」
新聞の1面から久しぶりに子どもの日を認識した。現在、日本の子ども(15歳未満)は、人数がきわめて少ないのは以前からわかっていたが、人口の11%というのがあらためて気になった。私が生まれた当時は、戦後という影響が色濃くて、人口の30%以上が子どもだった。現在は当時の3分の1の比率になってしまったということだ。こんな状態では国全体の元気が出ない。これは予想された事態なので、国は10年以上前からあの手この手で対策を打っているが、危機感が薄く、ほとんど効果は上がっていない。甘すぎる。こういうときこそ、トランプ大統領みたいな激しい施策が必要だろう。誕生から子育てまでの障害を分析して、上位ランクのものから徹底して排除していくことだ。最優先にすべきだろう。素人の私個人として絶対に入れてほしいのは、教育の費用の完全無料化だ。その中の末端には、書籍の消費税廃止や、再版制度の見直し(新刊でも書店の判断でバーゲンセール可能とか)がある(笑)。
今日こそ児童書の原稿修正完了と意気込んだが、ゴールまで行けなかった。そうとうにてごわい。
インターホンの子機の充電の問題も、まだ解決しない。とうとう最後の手を打つことにした。明日こそ。
FBで先月出版された『新版 はじめての変化点管理』(日刊工業新聞社)をPRしておいた。今月は新潮選書『江戸の天才数学者』の7刷が出る。良いニュースもあるのだが、著者の能力がなあ(^_^;)。
5月6日(火)「また半徹夜かよ・・・の風さん」
雨模様。GWの最終日だ。私は結局、執筆が一段落せず、今日も優先継続中。
原稿の終盤つまり物語のエンディングが近付いて、前回気付かなかった問題が見えてきた。数日間の展開の中で、矛盾が生じていた。翌日とか次の日などとあいまいに書いた部分が残っていて、日付を当てはめると、起きていることが矛盾している。気候や行事もからんでいるので、簡単に修正できない。低レベル過ぎる〜(笑)。
インターホンの子機のトラブル対策も最後の一手になってしまった。原稿の修正と似ていなくはない。当初、見えていたトラブルは、充電電池(ニッケル水素)が使用できなくなることだった。寿命があるから、数年に1回の交換は止むを得ないと思って、低価格の互換電池を購入して交換していた。それが、きわめて短期間に充電不能になるのが、今回の特徴だった。ネットのユーザー評価を見ていたら、充電台に問題があたという投稿があり、うちの子機の現象とそっくりだし、私のデジタルマルチメーター調査結果からの推定とも合致していたので、充電台(電源アダプターが更新されていた)まで購入したが、解決しなかった。実際の充電システムは子機の中にあるらしいことが昨日わかり、とうとう子機本体の発注になったのだ。
購入したのは未使用の中古機で、子機と充電台(電源アダプター付き)、互換電池のセットで、定価の6分の1の価格だった。結論から言えば、解決した。取説も残っていたので、必要なセットアップも無事にできた。笑ってしまうのは、これまでバラバラで購入した電池、電源アダプター、充電台の値段の合計は、最後の購入品の価格の2倍くらいで、最初から、中古機を購入していればそれで解決したのだ。しかし、現象として解決しても、どこに原因があるかは分からないままだったろうから、勉強代だったことになる。やれやれ。
そんなこんなもしながら、原稿修正は深夜に突入し、やっと終わって就寝態勢に入ったのは午前3時過ぎだった。
5月7日(水)「母の遺品整理・・・の風さん」
9時半起床。今朝完成した修正原稿をエージェントへ送るために、画像を挿入し、書式を変えたり、PDFに変換したりした。
それができたところで、エージェントへ電話し、修正原稿の送り方について、相談した。データのまま送ることになった。
送信も終了。自分の想定より2日ぐらい遅れてしまった。何をするにしてものろまだ。
トーストとバナナの昼食後、歩いて投函に行ってきた。気分転換の散歩代わりだ。
その後、書斎に入って雑務を始めたのだが、まもなく頭痛がひどくなり、めまいまでしてきたので、ベッドで横になった。
約2時間、横になっていただけで、昼寝にもならなかった。
明日は、地元JAやすらぎセンター主催の想い出供養があるので、昨年十七回忌だった母の遺品の整理をした。未練な私は、父母の遺品を一気に整理できず、機会があるごとに、少しずつやっている。今回の母の身の回り品が中心になった。メガネやコルセット、補聴器もあるが、パスポートと運転免許証は、スキャナーで画像データだけは残した。
明日も色々とやることがあるので、早めに閉店することにした。
5月8日(木)「多忙な1日・・・の風さん」
今日はやることが多い。ストレッチ後、トーストの朝食をちゃんと摂った(笑)。
キャメロンで外出。JAやすらぎセンターへ行き、想い出供養の品物(母の遺品とぬいぐるみを少し)を出した。毎年おこなっているので、係員から「今年は少なめですね」と言われた。「未練な性格なので」と返答。そのままJAのATMへ向かい、キャッシュをおろし、さらにコンビニへ向かった。キャッシュは自動車税の納入である。コンビニは、その名のとおり、送金には便利だ。あと、うちでできないサイズの資料の縮小コピーを取った。
最後にホームセンターへ回り、また工事用の部品を購入した。トール教室の生徒さんたちの意見として、フェンスは当初計画通り、もう1枚分設置することになった。反対だったワイフも、生徒さんたちの多数意見に屈した形(笑)。
帰宅し、雑務を少しこなし、昼食にインスタントラーメンも食べた。まだ午後もやることが続く。
1時半からの想い出供養の読経に参列した。50人くらいからの持ち込みがあっても、この読経まで参列する人は数人と少ない。祭壇だけでなく、軽トラに積み込まれた状態での読経も重要だ。
そこから反転し、行きつけのGSへ向かった。時間がないので、止むを得ず、自動洗車をした。さらに、別のホームセンターへ向かい、フェンス工事のための追加部品を購入した。これで1枚追加は可能になった。ホームセンター内にあるコーヒーショップでコーヒーを飲んだ。我が家以外で、しかもレストラン以外でコーヒーを飲むのは、今年初めてかもしれない。
またまた反転し、某自動車修理工場へ向かった。ネット購入したタイヤが届いているので、そこで交換してもらうのである。16時二予約してあった。ここを利用するのは2回目なので、要領はわかっている。すべて終了するまで、30分ちょっとかかったが、待っている間にコーヒーサービスがあり、気分がよかった。
やっと外回りの仕事が終わって、家路についたのだが、途中でスマホに電話があった。新鷹会の仲間からで、相談ごとだった。夜9時にかけ直してもらうことにした。
その電話は実に1時間50分という長時間におよんだ。重たい内容なので、それだけ話しても答えがすぐ出るわけでなく、その後も、どうしたらいいか、考えあぐねているうちに、今日はここで閉店にすることにした。
5月9日(金)「初めてのビデオ通話・・・の風さん」
朝のルーチンの中に、サンルームから庭を何となく眺めるというのがある。今日はめちゃくちゃ風が強い。数日前にもこんな日があった。フェンスの様子を見ると、微動だにせず、なんてことはなく、前後に揺れている。たわんでいる、という表現が正確か。心配なレベルではない。1枚つなげる場合の、補強方法が現状のままでいいかなど考えた。延長してはしっこになるので、今のはしっこより強化すべきだろう。
昨夜長電話したおかげで、頭の中では色々な考えが浮かんだ。それらを整理して、仲間へメールしておくことにした。
いやあ、長いメールになったなあ(笑)。今夜はLINEのビデオ通話を提案した。
朝から早くもエネルギーを消耗したので、ゆっくりと仕事を進めることにした。まずは、来週末の講演の準備だ。元ネタはほとんどそろっているので、どのように構成するかだ。あらためて、講演時間をチェックしたら、1時間だった。私のスタンダードは90分なので、またショートバージョンになる。時間が短い分だけ楽ではあるが、よけいな話はできなくなり、ちょっと残念ではある。
かつて、拙著の編集を担当してくれた方から、お母さんの歌集が届いた。ほとんど自費出版と思われるが、プロが編集しているので、しっかりした出来である。お母さんの歌集はこれが4冊目らしい。一昨年98歳で亡くなられたそうで、本人の意思での出版ではないが、歌人としての人生が完結したことになる。
あとがきを読むと、自分の母の経歴とよく似ていて、満州からの引き揚げ者だった。そういった経験が作品に色濃く出ていて、共感してしまう。誰にも貴重な人生があるが、短歌の形で残すというのはすばらしいことだ。
夜、新鷹会の仲間とLINEのビデオ通話をした。これは初めての経験だったが、電話より断然楽だし、コミュニケーションとして優れている。いくらプロの作家同士でも、メールだけでは不十分だ。電話にすると改善されるが、まだ物足りない。やはり face to face は情報量が増える。今のところ最善を尽くせているかも。
5月10日(土)「めまい・・・の風さん」
木曜日から新鷹会の仲間と意見交換が始まり、そのことで考えることが増え、しかもむずかしい問題なので、解決策がすぐ出るわけでもなく、まるで現役時代に戻ったように、頭の中だけは悶々としていた。
結局、鞍上、枕上、厠上という中から、昨今、ひんぱんに使うことになっている枕上の出番となった。つまり、起床時に、何らかの結論や方向付け、あるいは決意といったものが出ていた(笑)。これからは覚悟を決めてやっていくしかない。
来週の講演の準備がなかなかできなかったが、とりあえず体を動かすことだけはやっていく。雑務含めて、動き回っていれば、少しずつでも準備は進んでいく。それは、たとえば昨日は、特殊物入れからスーツケースをおろすという他愛もない作業であったりする。
今日は、残り2枚となった名刺の補充印刷をすることにした。無料のサーバーがなくなるので、近々ホームページのURLが変わる。それを先にやっておきたかったが、間に合わない。現在のURLのままで、とりあえず補充することにした。ただし、裏面は少し更新することにした。アップデートである。こちらも、自分の構想としては、QRコードを利用して、スッキリさせたいのだが、間に合わないので、暫定的な更新のみだ。先日、名刺印刷用用紙だけは発注してあったので、そちらは心配なし。
ということで、ほとんど肉体労働に近いが、名刺の補充印刷30枚が終了。
昼食時にしばらく雨が止んでいたので、歩いて投函にも行ってきた。途中、怪しい人物(団地内では見かけたことがない)と遭遇した。近年は、普通の生活空間でも大事件が起きるので、ちょっと怖い。
そんな雑務をやっていても、気持ちの焦りの方が勝っていたらしく、午後になって、急にめまいが生じた。やはり精神的ストレスが大きいらしい。しばらく安静にして過ごした。
夕方から、やっと講演準備の続きを始めることができ、だんだん調子が出てきた。
夜、また新鷹会の仲間と電話で話し、私の覚悟も伝えた。
5月11日(日)「レゾンデートル・・・の風さん」
ルーチンから雑務と普通に1日が立ち上がった。
来週末の仙台での講演には航空便を利用し、前後でどこかへ行くことはない。大学時代の7年を過ごした仙台なので、もったいない気もするが、仙台の空気を吸って帰って来る感じだ。長く生きていると、そういった思い出の地は多い。のんびり訪れてもいい状況になった時は、もう人生の終焉かもしれないが、まあそれも仕方ない。
10月は岩手県一関市で講演の仕事がある。昔、一関市を訪れたときと同じ往復ルートにすることにした。来週末と同じ、仙台までは航空便で、それから新幹線で乗り継ぐ。早割チケットを購入しておいた。早割チケットは搭乗便を変更できないという欠点がある。昔の話だが、長崎便を早割で間違った日にちで購入してしまい、あとで気が付いてキャンセル料が発生した(笑)。比較的若い時でもこんなミスをするのが私の特徴で、現在も同じなので、認知症との区別がつかず、最近まで悩んでいた。少なくともアルツハイマーの兆候はなしとなったので、しばらくは安心して天然ボケを実行できる(笑)。
最近、身辺に起きていることで、知り合いの先生に電話した。こういった事態は先生の予言通りだった。私の対応について話したところ、賛成してくださった。むずかしい問題になると、のめり込むように取り組んでしまうのも私の特徴の一つで、まあ、私のでレゾンデートル(存在価値)かもしれない。
夜、またその件で、仲間と、今度はZOOMミーティングをおこなった。新たに一人関わって来るので、私にとっては、その方への挨拶のようなものだった。執筆マシンでのZOOMミーティングは不調で、途中からMacBookAirでおこなった。
5月12日(月)「大衆文学作家の性・・・の風さん」
疲労感が抜けないので、今日はストレッチをやめてみることにした。効果よりも、気分転換程度の話だ。
知人から送ってもらった短歌集を読んでみると、驚きを通りこして、感動の連続となった。私だからそうなることはわかるのだが、とにかく初めての経験だった。まるで小説のような人間ドラマが短歌として凝縮されているからだ。別の言い方をするなら、作者の日記が短歌として表現されているといった感じだ。作者のまなざしが常に感じられる。
絵画の鑑賞でも、私の場合、たとえば風景画にはほとんど興味がわかない。人間が描かれていないと、想像力が働かないのである。大衆文学の小説家の性(さが)なのだろう。
そういった私なので、いただいた短歌集におさめられた短歌のほとんどは新鮮だった。なので、そのことを送ってくれた知人へお礼のメールの中で書いた。結果として長いメールになってしまった(笑)。
昨日予約した10月の航空券の支払い手続きをした。ホテルの確保はまた後日だ。今日は無理をしない日だし。
今週末の講演スライドの作成が佳境に入って来た。話せるネタは膨大にある。時間があればいくらでも話したい。しかし、時間は限られている。最近は、その講演時間が短いものが多く、内容を絞り込むのにちょっと時間がかかる。結局、予告したタイトルと内容を中心にするしかない。
ということで、途中から、スライド作成は、新たなスライドを作ることではなく、どんどん外していく作業になった。
この作業は、おそらく明日で一段落するだろう。やらねばならないことが多過ぎる。
5月13日(火)「平穏な1日のように見えるが・・・の風さん」
朝、サラちゃんのおやつの一種類がなくなってきたと言われた。スマホをチェックすると、ペットフードのポイントアップのクーポンがあった。あとで買いに行かねば、ということになった(笑)。こういう平和が世界中に訪れることを祈りたいが、歴史を繰り返し続ける、人間の愚かさはどうしようもない気がする。
雑務と並行して、月2のルーチンになっている hairdye をした。その後、キャメロンで外出し、サラちゃんのおやつを買って帰宅。トースト1枚の昼食を終えて、今日も仕事をしたと思うことにした。
ほぼ完成している講演スライドは、昨日に続いて、枚数減らし。残念だが仕方ない。時間は限られている。ジョークでなければ、自分のPRになっていると思われるスライドも除外した。これがけっこう決断力が必要だったりする(笑)。背伸びする性格なので、つい自分を良く見せたく思ってしまう。反省反省。
夕方から、作業能率が低下したので、セミナーの企画書作成の続きをすることに。これは、実現するかどうかわからないが、提案しておくことは意味がある。セミナーの内容は、できれば、ショート動画を作成したいと思っていて、そのきっかけにもなる。
連日のように殺人事件の報道がある。日本は明らかにおかしくなっている。未来の明るさを感じられないまま、自分は死んでいくのだろうか。過去は大切な思い出でいっぱいなのに。
5月14日(水)「キャメロンの車検・・・の風さん」
ルーチン後、キャメロンでカリチューへ向かった。月末が車検のタイムリミット。ギリギリになってしまった。新品のタイヤは空気圧がパンパンでキャメロンはよく弾む(笑)。現在の走行距離は233000kmを超えたところだが、目標のあと4年、無事に過ごせたらどこまで到達するだろうか。25万キロはいきそうな気がする。それまで修理代もかさむだろう。仕方ない。私と同じ老体(1995年式)だ。
社長とあれこれ雑談してから、歯医者へ向かった。代車はパッソ。まるでパワーがない(^_^;)。この歯科医院にも入社以来なので、44年も通っている。健診や歯の掃除にも行くので、ブランクが1年以上なんてこともない。近年の最大の関心事は、老体らしく歯周病である。こいつになって、どんどん歯を失ったら、じきにお陀仏だろう。老体は何にせよかろうじて生きている。
帰宅したら、ちょうどコーヒータイムになった。
来週、版画家の廣田雷風さんの個展が青山で開催される。ひょっとすると上京しているかもと思っていたが、仕事の遅い私は、やはりタイミングを合わせられなかった。以前と同様に、フラワーアレンジメントを送ることにした。廣田さんのFBはすばらしく、英語の詩である。オリジナルだと思う。感性を大事にしている。自分のことを振り返って考えると、はて、私はどうやって感性を大事にしているのか。あまり意識していない。ただ、あらゆることにすぐ興味が湧くので、それらにちょっとだけでも首を突っ込むことで、新鮮な驚きを得ているのが、日ごろの心がけかもしれない。
今夜もLINEのビデオ通話を知人とした。話の内容はともかく、自分としてはもっとデジタルに注力しなければと思う。現在のターゲットはYouTubeである。早く、いっぺん作ってみたい。
5月15日(木)「仙台行き前日にトラブル・・・の風さん」
仙台行きの前日となった。余裕があるような気がするのだが……。
ルーチン後、代車で外出。ATMでキャッシュを用意し、コンビニから本代を送金して、帰宅した。
代車のパッソはそれほど大きくないのだが、慣れないせいもあり、カーポートへの縦列駐車でちょっと苦労した。
昼食は、今どき、鍋焼きうどん(笑)。生卵を落として、豪華な具になった。
かさま歴史交流館井筒屋へ、いつもの請求書を作成してメールで送った。販売代行をやってもらっているようなもので、ありがたいことだ。
続けて、新しいセミナーの企画書の作成の続き。これも、GW前から取り組んでいたのだが、ほとんど中断していた。内容は、『新版 はじめての変化点管理』が中心になるので、それほど斬新なものにする必要はない。それより、公募のレベルになるかどうかだ。もし受講生を募集することが決定したら、PR用のショート動画を作りたいと思っている。こちらのモチベーションを高めるためにも、公募レベルというのが大事だ。
やっと完成して、古い知り合いのセミナー運営会社の社長へメール送信した。
まだ他にもやることは多いが、今からは講演と旅行の準備だけにする。
講演スライドをMacBookAirに入れて、仕上げをやろうとしたら、トラブル発生。有料のアプリのアカウントの認証がうまく行かず、ああでもない、こうでもないと、延々と時間が経過した。
最終的にはちゃんとやれたのだが、既に午前零時を回っていた。そこから旅行の準備である。
ということで、2泊3日の仙台行きの間、気まぐれ日記の更新もお休みとなる。
5月16日(金)「タバコの匂い・・・の風さん」
睡眠不足で頭が痛い。昨夜、講演スライドをMacBook Airに入れてから、Officeの認証ができなくなり(セキュリティが厳し過ぎるんだよなあ)、延々と時間が経過し、いつまでもスライドの調整ができなかったのだ。
やむを得ず、今朝、頭痛薬を服用した。
セントレアまで、名鉄を利用すると、かなり遠回りになり(ということは、料金もかさみ)、気分的によろしくないので、常滑駅まで行ける、無料のコミュニティバス「グルーン」を利用した。私は「常(とこ)にゃんバス」と勝手に呼んでいる。なぜなら、車内の停留所案内放送が、「次は〇〇ですにゃん」とネコ語で喋ってくれるから。これが実に楽しい。
セントレアではもう慣れているので、テキパキと行動する。荷物を預けるのもセルフである。手荷物検査では、これまで一度も引っかかったことはないスムーズさ(笑)。でも、出発ゲートは遠かった。
仙台便は、小さなジェットだった。プロペラ機の方が安心なのだが、今日は気象条件もよく、操縦士も見事なハンドルさばきで(?)、高度1万mを飛行した割に、耳が痛くならなかった。
仙台市内に入ったら、明日から仙台青葉まつりとかで、一番町の通りなどはその準備で盛り上がっていた。残念ながら今回のスケジュールでは、イベントを楽しむ時間はなさそうだ。そろそろ仙台へ来る機会も減っていくと思われるので、50年近い昔に母とよく行った店が今もあるかと確認した。蕎麦屋と牡蠣専門店はあった。何となくホッとする。
明日の2次会は国分町のバーなので、国分町も歩いてみた。大学生だった頃、私はほとんどここへ来たことがない。どころか、一番町と並行して走る通りなのに、国分町がどこなのか、よくわかっていなかった。とっても変な男子大学生だったと言える。特に大学院生の頃は、ひたすら研究に邁進していた。自宅では小説の勉強をしていたが。
今夜のホテルは、近くまで行って2度目だとわかった。安いのはありがたいが、全館、タバコの匂いが染み付いているのが、問題だ。
5月17日(土)「同窓会での講演・・・の風さん」
天気予報通りに朝から雨。そして、寒い。朝食後、MacBookAirで講演スライドの最終チェックをし、ゆるゆると老人モードで外へ出た。傘が必要な雨だ。
一番町のアーケード内を歩いたら、某デパート前で仙台青葉まつりの目玉の一つ、スズメ踊りが始まっていた。周囲を取り囲んでいるのは観光客ばかりではない。地元に人が多そうだ。踊りは阿波踊りと似ていて、低く構えている。しかし、テンポは速い。両手に開いたセンスを持っているのは、スズメの羽ばたきをイメージしているのか。とにかく元気の象徴みたいな踊りだ。老人は一緒に踊れないが、若い人たちが楽しそうに踊っているのを見て、平和の大切さを思う。戦争が起きないことを祈る。しかし、政治家にそれを期待できないのが、何とも情けない。
地下鉄で青葉山へ向かった。川内駅から徐々に登っている感覚があった。キャンパス内は、土曜日だし、雨も降っているので、学制の姿はほとんど見えなかった。講演会場は、広いキャンパス内の共有スペースとも言うべき建物だ。そこにはお洒落な学生食堂もあるのだが、かつての勤務先がネーミングライツを購入していて(先日の新聞で読んで知っていた)、ガラスのとびらにDENSO DOCK と書かれていた。卒業してすぐ入社したのだが、45年前だ。退社してから11年になる。長生きしていると、こういったことでしみじみと来し方を思う。
機械系同窓会の理事会・総会のあとの特別講演で呼ばれたのだが、こういった機会をもらえたことには感謝しかない。参加者には大学の先生方が多い。知り合いもいるし、初めて会う先生でも、大学時代同期だったとわかることもあり、持参の本をどんどんプレゼントしてしまった(笑)。
懇親会後、タクシーで国分町のベルフラワーへ向かった。学生時代は縁のなかった国分町に、こういった親しいバーができたのも不思議なことだ。今夜は貸し切り状態で、最後に、カラオケができると初めて聞き(ボケてるよね)、1日のシメとして歌わせてもらった。
5月18日(日)「フライトは安定していたが・・・の風さん」
昨夜は実に久しぶりに酔って寝てしまった。寝覚めが不調だった。気分はスカッとしていなかったが、天気予報通りに、どうやら今日は快晴である。日中の気温も上がりそうで、よけい体調に変化が起きそうだった。
朝食後、ゆっくり準備して、と思っていたが、帰りの便はお昼過ぎなので、早々にチェックアウトすることにした。
一番町のアーケード街を通りながら、今度こそ最後になってしまうかもと思いつつ、また地下鉄で仙台駅へ向かった。元気なら、歩く距離だが、今日はちょっと危険を感じる。実は、昨日、講演会場が階段教室のような構造で、階段を踏み外してこけた。左の膝と両手で何とか転倒しなかった。左膝には少し皮下出血があり、右の足首はねんざしたような痛みがちょっとあった。
仙台駅では、勝手知ったるSパルに直行して、お土産を購入した。
その後、空港線で仙台空港へ向かった。夏のような日差しを感じる。
空港で、キャリーバッグを預けた後、屋上つまりスカイデッキへ出て、空港を眺めた。セントレアよりかなり小規模で、秋田空港と同じくらいかもしれない。海から着陸し、海へ向かって離陸していく。そうだ。この周辺は、震災のとき、津波に襲われて海のようになったのだ。地震に対しては、山の裾は山崩れ(豪雨でも危ない)、海の近くは津波という危険がある。
帰りのフライトも、きわめて安定していて、耳が痛くならなかった。不思議だ。
セントレアにはワイフが迎えに来てくれて、まっすぐ自宅へ帰った。
後片付けも適当にして、お土産のお菓子でホットタイムにしたが、激しい疲労感に襲われていた。どうも体力も落ちているようだ。これまでのような無理はできないのだろうか。小説家の仕事は、無理するくらいでないと、まともな作品が書けないのだけど。
夕方、ワイフと墓参に行った。父は89歳、母は92歳で亡くなった。自分もどんどんその年齢に近付いている。
5月19日(月)「病院に行っておいた・・・の風さん」
ワイフを駅まで送ってから、今週の天気と予定などから、今日は病院へ行っておくことにした。
地域の総合病院へ行き、受診の手続きをし、予約なしだったので診察は昼近くなるので(これは予想していた)、いったん病院から出て、JP、UFJ、JAとATMを渡り歩いて、ワイフのアクアに満タン給油もしてから、とりあえず帰宅。
用事を済ませてから、再度家を出、病院の診察を受けて、薬ももらった。
帰宅して、歩いて投函に行った。トーストの昼食後、再び外出。行きつけのクリニックへ行った。ここは番号札を先にもらっておかないと、診察が遅くなる。まんまと4番をゲットした。歩いて、近くのATMまで行き、用事を済ませて、病院で待機となった。今日は自主的な血液検査の結果が出ていたが、特に異常なしとのことだった。
帰宅し、雑務をしている間に、出かけていたワイフを駅まで迎えに行った。
晩御飯後、旅行の後片付けも少ししたが、メール送信が多かった。
就寝時刻がかなり遅くなり、入浴後、もうフラフラだった。ちょっと無理し過ぎたかも。
あ、そうだ。エージェントから電話があり、児童書の原稿をまた書き直すことになるが、重要な指摘があった。やはり、メインになる和算の問題の解き方がむずかしいとのことだった。史実に基づく解法の説明をしていたが、ここは現代の小学生でもわかりやすい表現に変更することになった。ただし、知恵を出す必要がある。チャレンジだ。やりがいがある。
5月20日(火)「終日休養モード・・・の風さん」
やはり昨日は頑張り過ぎたか。11時にやっと起き出したものの、疲労はまったくとれていなかった。ストレッチはもちろん中止。
バナナや生卵の昼食後、再び横になった。週末の旅行はたいしたことなかったと思うのだが(初日は歩き回って12000歩近かったけど、驚くほどの数値ではなかった)。
夕方、何とか起き出したが、今日予定していた裏の土地の草刈りは中止。明日から天気は下り坂になるので、気になる。
旅行と言えば、けっこう準備でバタバタしていた。最後はMacBookAirの MicrosoftOffice の認証トラブルという、くだらない問題だった。そのバタバタの中で、久しぶりに自撮り棒を持って行こうとしていた。iPhoneに接続し(変換コネクタもつけた有線接続という、古典的なシロモノ)動作確認したのだが、スイッチが入らなかった(と思い込んでいた)。
帰宅して、その自撮り棒で再チャレンジしたのだが、やはりカメラが動作しない。年代物もとうとう壊れたか、と思い、最近の自撮り棒を検索したのが帰宅した夜だった。フル装備はやめて、シンプルな軽量タイプもちろんBluetooth接続を発注した。
夕方、外へ出て、届いていないか宅配ボックスをチェックしたら、届いていた。早速、お試し。Bluetooth接続の機器は何台も持っているので、あっという間に使用できる状態になった。そこで、年代物の自撮り棒を取り出して、ゴミ箱へ入れることにした。しかし、愛用していたものなので、最後の最後にもう一度、動作確認してみることにした。すると、どうだろう。ちゃんと動作した! 押すべきスイッチの位置を間違えていたのだ。突起型のスイッチではなく、埋め込んであるので、外見ではちょっとわかりにくいということはある。しかしもかかしもとにかく、老化現象の一つだろう。古典的な自撮り棒は生きながらえることになった。
3か月に1回の、オンライン認知症チェックの時期だったので、テストをしてみた。まあまあの成績だった。休養すれば、何とかまだ行けるのかも。よし、明日からまた頑張ろう、と思ったフレイルの風さんだった。
5月21日(水)「キャメロンの車検が終了・・・の風さん」
今朝もストレッチはやめておく。昼前はゆっくりとルーチンを片付けた。気まぐれ日記の更新がやや多かった。これは明日も。
トーストにワイフがもらったマーマレードをつけて食べた。もったいないので、冷蔵庫に入れたままにしていたら、「早く食べないと、かびるから!」と先週言われて、ぜいたくといううしろめたさを感じながらも、積極的に食べ始めた。こういった感情は古き良き日の日本人の感情だろう。ノスタルジーだが、日本人は前進していい(私は旧人類として終わっても)。
代車で出発。天気が好い、という以上に暑い。全国的にあちこちで30度超えが予想されている。まだ5月なのだが、こういった気象は残りの人生ずっと続くのだろう。自然に対する感性が狂ってしまう。
カリチューに着いて、車検の終わったキャメロンを受け取った。このキャメロンは今から約12年前に購入したものだ。その時は、退社寸前で、希少価値のあるクルマだが、きっと修理代含めた維持費に平均して年に10万円はかかるだろうと覚悟した。しかし実際は、それ以上で、幌の交換のときは20万円以上かかったし、今回は車検の直前に2回目のタイヤ交換をし、振り返れば昨年12月に突然バッテリがだめになって自ら購入した。そこからの半年間に20万円もかかっている。あと4年は乗りたいが、はたしてフトコロが持つか、それが心配だ。そういった話を社長にした。
まっすぐ帰宅し、ワイフとコーヒータイムにした。会社時代の同僚の絵画の個展の話が出た。相談した結果、土曜日に行ってみることにした。かつての勤務先は、本当に多彩な人々が集まっていたと今さらながらに思う。
今日は、児童書の書き直しのため、算数の手法をずっと考えたが、良い案が浮かばなかった。これは明日も続ける。
5月22日(木)「テープ図・・・の風さん」
例によって睡眠中も和算の問題の解き方を考えていたと思われるが、良い案が浮かばないまま起床。
ストレッチは再開した。老体には必要なルーチンだ。
しかし、その後も、イマイチ気合は入らない。それでも、現代の子どもたちが算数の問題をどうやって解いているのか、基本的な勉強は続けた。それをしながら、気付くことがあれば、自分の問題に適用してみる。未知数が2つなので、図形は2次元が良いと思っていたが(実際、和算家も平面図形で説明している)、今日学んだテープ図を2本使って説明できないか考えた。
やっとできそうなテープ図が書けたので、PPTできれいな図にすることにした。実際の数字を知っているので、比例で正確なテープ図にしていった。複数のテープ図を並べたが、それらを使って未知数が1つやっと解けた。残りは、計算で、図は使わない。早速、エージェントへ送った。感想を聞いてから児童書の原稿の修正に入る。
週末は雨の予報なので、屋外作業に出動した。裏の土地の草刈りだ。だいぶ伸びてしまった。作業前に、油断して、アームカバーの上から蚊に刺されてしまった。
バッテリ1個分で、生徒さんたちの駐車スペースを何とか刈り終えた。続きは明日だ。
たいした作業ではなかったが、疲れてしまった。その後はたらたらと過ごした。
5月23日(金)「何をやっても終わらない・・・の風さん」
エージェントから電話があり、昨日作成したテープ図ではまだ理解がむずかしいと言う。読者は10歳を想定している。小学校なら4年生である。それより年下の子にも読んでもらいたい。自分にとっては国のコメの問題と同じくらいむずかしくなってきた(笑)。
地元の新聞は1面は最下段の他は読む価値がないが、内部には貴重な情報がある。しっかり取材して作り上げた記事だからで、やっつけ仕事の1面より質がはるかに高い。
大河ドラマは観ない私だが、地元名古屋にも蔦重に匹敵する版元がいた。永楽屋東四郎である。葛飾北斎が描いた、蔦重の「耕書堂」と同様に、江戸の永楽屋の出店「東壁堂」の浮世絵も挿入されていた。江戸時代は一般の人が想像するよりはるかに人の交流は幅広く、そして移動(旅行)も多かった。私は小説でそのことを必ず入れるようにしている。
昨日に続いて草刈りをおこなった。最初に携帯蚊取り線香の準備をしたが、その間に、早くも食われた(笑)。バッテリー1個分を刈ったけれども、終わらなかった。明日から雨なので、この続きは来週だ。
仕事で知り合った人とオンライン打ち合わせをした。初めてのGoogleトークだった。ビジネス構想をうかがった。相手は私を対等に見てくれているが、私は、将来ある相手を応援したい、サポートしたい、その気持ちが高まった。
どうしても気になるテープ図の改良が、今夜の最後の仕事になった。とりあえず、今思い付いたところまで。もうひとひねり、発想の転換か飛躍が必要だ。
5月24日(土)「タイムスリップ・・・の風さん」
全国的に天気は荒れるらしい。当地はどうなるか、不安な中、午後、キャメロンで出かけた。
退社後も、昔の同僚の様子は、さまざまな形で伝わって来る。ワイフのネットワークから、同じ職場の同僚が、絵本にもなる絵を描いていて、喫茶店で個展をやっているという情報があった。いくつかの絵を見ると、色遣いが私の好みにピッタリだった。興味がわいた。ワイフの仲間の何人かはすでに鑑賞したという。そこで、昨日、同僚のFBのアカウントを見つけ、メッセージを送ったら、昨夜、待っていますという返信があった。
退社後は会っていないし、長い会社生活の間に、それぞれ担当や職場も変わっているので、ほとんど入社以来の再会に近かった。それでも、こういった縁がつながって、再会につながるというのは、人生の醍醐味かもしれない。ま、それも、みな、人生を真剣に生きてきたからだし、幸い、健康にも恵まれていたということだろう。
愛知県豊川市にある喫茶店まで、片道2時間ほどかかった。
約2時間ほどの滞在の間に、作品の鑑賞を超えた情報交流があった。きわめて多彩で密度が高く、絵の色遣いが私の好みだったということが、実は、他の嗜好も似たジャンルが多かったという発見につながったのだ。
キャメロンのタイヤのスペックを見て、こだわりに気付かれたのは、自動車産業に関わっていたエンジニアだったからだ。
個展の会場となった喫茶店には、JBLの大きなスピーカーやMarantzだったかな、年代物のアンプが設置されていたことが縁で、利用することになったと言う。別の建物には、お宝のオーディオ機器やレコードLP盤600枚とかたくさんあるらしい。音楽の好みはジャズとクラシックで、私とピッタリ一致する。
そういった驚きの連続だったが、私の好きな色遣いが、シャガール風と言ったら、即納得されたように、最初の不思議は最後は当然の結果と思えるようになっていた。
雨の中の帰り道、ワイフが昔利用したレストランに寄ってみたいと言った。私も気になっていたレストランだったので、そこを通るルートで向かったら、レストランは健在だった。おそらく40年以上利用したことはなかった。晩御飯を食べたが、きっと昔のメニューとそれほど変わっていなかったと思う。
タイムスリップしたような気分の中、帰宅した。頭の中が大混乱で(笑)、疲れた。
5月25日(日)「電源アダプター・・・の風さん」
雨は上がったようだが、風が強い。外出する用事が特にあるわけでもないのに、天気を気にするのは、老化現象かもしれないが、もう少し突っ込んで考えると、疲労などで朝から気合が入らないと、それを無意識に天気のせいにしているのかもしれない。やはり老化現象か(笑)。
そんなわけで、今朝も元気はつらつではない。そんなとき、五大路子さんから電話がかかってきた。もちろん長谷川伸情報だ。悪い知らせでぷんぷん怒っていた。それを聞いて、私も不愉快な気分になった。二人でぷんぷんしても解決にはならないので、他の先生にも電話したらどうかと提案した。あとでメッセージが届き、老先生から冷静になるように言われたという。なるほど。人生の達人(その先生は哲学者)は違う。
元気が出ない理由は疲労だけではない。相変わらずやることが多く、どれから手をつけたらいいか、やる前にぐったりしている。
返送用の書類を書いたり、段ボール箱を2つ天袋へしまったり、サラちゃんのシェルターを移動させたりした。
最近、電源アダプター(交流から直流への変換)で困ることが多く、ちょっと私も冷静になってみることにした。何種類も持っているアダプターには(旅行用など使用目的が多彩で、結果、たくさん持っている)、仕様がきわめて小さい文字でプリントされている。虫眼鏡で読んでみた。違いがわかった。次に、iPhoneやiPadmini、MacBookAirを充電するのに、どれだけのパワーが必要か、ネットで調べた。デバイスの駆動そのものは5Vであっても、充電するためには、それ以上の高い電圧が望ましい。かと言って高過ぎるとリチウムイオン電池の劣化が早まる。実際の充電では、電流も重要なので、結局電圧×電流の電力が、短時間充電の目安となる。そして、これら、電圧、電流、電力を適切に自動選択される回路が組み込まれた電源アダプターが正解となる。
所有しているたくさんの電源アダプターのほとんどは安物だった(笑)。ここぞという使い方をするなら、仕様をよく見て、結果としてそこそこの金額の品物が必要だ。止むを得ず、また1個追加発注した(^_^;)。
5月26日(月)「悪戦苦闘の日常・・・の風さん」
ルーチンをしながら hairdye を強行した。歩いて投函に行ったあと、昼食に天ぷらうどんを食べた。
キャメロンで外出。ATMでキャッシュを引き出し、コンビニで2件の送金処理をした。とって返してGSへ向かったが、今日はイベントを開催していなかったので、まっすぐ帰宅。
ワイフのトール教室があると、サラちゃんはウキウキしている。生徒さんが主屋のトイレを借りに来ることがあり、鳴きながらトイレまでエスコートし、帰りもサンルームの出口までついて行く。まさにスタッフ猫だ。犬派だった生徒さんでも、サラちゃんには驚く。確かに、この愛想の良さは犬に似ている。
今日は26(ふろ)の日なので、2か月に1回の風呂釜掃除をした。
休憩を兼ねて長男の部屋でデッキチェアにすわって読書。実はやることが多くて頭の中はパニックだ。
今夜もまた和算の問題の小学生的な解法を考えた。自分として壁にぶつかった感じがしたので、ネットでずばりそういった事例がないか検索したら、2つ見つかった。どちらも初めて見る図解があった。それらの中から1つを自分流にアレンジして、またエージェントへ送った。奥が深い。もっと考える必要がある。AIに質問する手もあるが、自分自身がもっとオーソリティになっていないと、せっかくのヒントを理解できない恐れがある。
そんなこんなでまた就寝が遅くなってしまった。
5月27日(火)「問題の本質とは・・・の風さん」
午後、来月のセミナーのためのオンライン打ち合わせがあった。顧客の企業と運営会社そして講師の私である。昨年から通算3回目で、呼吸が合っている(笑)。私自身の最大の課題はグループワークのテーマなので、3つほど案を提示したら、先方もその通りだとのことで、外れはなかったけれど、一番気になるテーマを一つ教えてもらった。それをベースに考えることにした。
現役引退組の私でも、こういった仕事が来るのは僥倖である。現役時代以上に努力しないと、期待に応えられない。そのために考えることは、先方の企業が置かれているビジネス環境である。そういった事情があるからセミナーのニーズも発生しているのだと思う。私にできそうなことは何でも提供したい。受講生はみな後輩と同じである。彼らに成長してもらうことが、世の中のためになる。
さて、児童書のための和算の問題の解釈だ。昨夜採用しなかった、別の算数的解釈を理解しようと努めた。方程式を使えばすぐ答えが出る問題だが、数直線やテープ図、図形を使って解く算数的な解き方の何とむずかしいことか。
今日、理解するために考えたことで、一つの収穫があった。その資料には、単に算数的な解法が書いてあるだけでなく、一般化も試みている。そして、その一般化を数式で表現すると、なんと方程式で解く場合の最後の式と同じなのである。当たり前のことかもしれないが、論理的に正しいアプローチをしていけば、たどり着く答えは同じ。逆に言うと、方程式でさっと解けたからと言って、問題の本質がわかっていたわけではない、ということに気付いたのだ。
今日の結論をまとめて、またエージェントへ送った。昨日と今日で大きなヒントが得られたので、あと少し考えれば、物語にふさわしい表現が決まるかもしれない。がんばろう。
5月28日(水)「和算の問題はやっとスタートラインに・・・の風さん」
ストレッチ後まもなく、知人からバラが届いた。昨年に続いて2回目。知人が育てているもので、わざわざ送っていただけるのはありがたい。冷蔵パックを開けると、ぎっしり詰まった真っ赤なバラ。間に白くて可憐なオルレアが入っているのは、バラと同時期に咲くことで、一緒に植えている例が多いとネットで知った。
たまたま朝からワイフが出かけていたので、スマホでメールを送って相談したら、とりあえず花瓶に活けておいてほしいとのことだった。物入れから花瓶を2つ出して、バラとオルレアを入れ、風呂場の床に置いておいた。
バラは自分も育ててみたいと思っていた。
昼食後、屋外作業に出動。週末は悪天候でできなかった裏の土地の草刈りの3日目だ。蚊に刺されないように蚊取線香の装着からスタート。駐車場の位置マークに使っていた赤いカラーコーンがついにひびが入っていた。寿命だ。草刈り後、庭へまわって、フェンス増設のための穴掘りをした。ここは水はけが悪くて、雨が降ると水たまりになる。掘ってみたが原因はよくわからなかった。
和算の問題の算数的解法の件。今夜でやっと基本的な解き方を整理することができた。スタートラインに立てた。エージェントへ送った。これで、原稿の修正にも手がつけられる。
10月初めの講演のタイトルや内容を考えているのだが、今夜もあれこれ考えた。博物館の特別展にちなんだ講演なので、それなりに意味付けをしないといけない。データをたくさん用意して、それらを眺めながら、結局、小説家である自分との関係を興味深い展開で語るしかない。明日、そのへんをきちんとまとめて先方へ送ろうと思った。
また深夜だぜ。何をやるにも時間がかかる。アルツハイマーではないが、老化はあるだろう、否、それよりも、これが私の個性なのかもしれない。
5月29日(木)「講演準備・・・の風さん」
10月に講演の仕事が2つある。ネタは早々と決まっていた。早い方の講演内容を、昨日に続いて、熟考した。やはり、特別展の主旨に沿った内容にすることが重要なので、追加の勉強が必要だった。よく分かっていないことが多かった。
こういった調べ仕事になると楽しい。基本的な資料はだいたいこの狭い書斎の中にある。さらに追究が始まると、近年はネット検索が便利だ。図書館などが、資料を公開しているからだ。
そんなことをしているうちに、夜もだいぶ更けたが、意外と知りたいことがほぼ判明した。講演のメドが立った気がした。
今日中にまとめて博物館へ送りたかったが、それは断念した。明日は朝が早いのだ。
実は、こんなことをしている間に、10月の2つ目の講演主催者から、講演タイトルなどの催促メールが来た。休館日の翌日までに回答します、と返信した。
5月30日(金)「今度はフレイルか・・・の風さん」
昨日というか、ここ数日頑張り過ぎかなあ、昼近くまで心身が始動しなかった。
キャメロンで出発。途中、GSで満タン給油し、途中駅近くのPにとめて、電車に乗り換えた。ICカードに今日の分だけチャージした(せこい。ど貧民)。
予定より早い電車に乗れたので、目的地に早く着いた。時間ができたので、デパート内の書店に寄った。書籍に関しては色々な悩みを抱えている。あちこちのコーナーを見て歩くうちに、児童書のところで気になる本が見つかった。小学校3・4年向きと帯がついている。知人の書いた本だ。読まなくても内容が優れていることは間違いない。なにせ力のある書き手だ。手に取ってぱっと開くと、自分が今書いている小学校4年生を読者と想定する原稿の行きつく先とはとうてい思えない。あまりのギャップにショックを受けたので、購入した。この人の本はかなり持っているが、この本はたまたま持っていなかったのも運というものだろう。
2月に続いて、また友人の中国人とランチしながら交流した。今回は病気の話が多かった。彼は、ビジネスでショート動画をたくさんネットにあげている。そのノウハウを聞くのが今日の最大の目的だった。動画制作には有料のアプリと、いくつかのツールを使っているという。現実感を出すために、室内だけでなく、外へ出て、関係する現場で撮影することを勧められた。それはちょっと難題だ。
予約してあった眼科へ行き、比較的短時間で終わって、家路についた。日没前に帰宅できた。
午後だけは元気だったが、晩御飯後、力尽きた。アルツハイマーの心配はしばらくないが、フレイル(frail)の心配が出てきた。
5月31日(土)「サーバー変更にも着手・・・の風さん」
月初ルーチンの中の鏡と配管の掃除を先にしておいた。簡単なことはすぐできる。凡人の特質だ(^_^;)。
10月の早い方の講演の準備の続きを再開。ほぼデータはそろったので、まとめるだけだ。タイトル、講演内容そして講師プロフィールだ。講師プロフィールなどワンパターンだと思われそうだが、あにはからんや、TPO(Time Place Occasion)に合わせてアレンジする。自分を良く見せたいという本能をなるべく抑え(笑)、親近感をおぼえてもらえるように工夫する。
やはりしっかりデータを集めたので、イメージ通りの講演内容ができあがった。すぐに本番用スライドを作りたいくらいだが、そんな時間的な余裕はない。早速、先方(古くからの知り合い)へメールで送った。
HP用の無料サーバーの使用期限が7月末で切れるので、新たなサーバーに変更しなければならない。できるだけ早くと思っていたが、とうとうこんな時期になってしまった。現在のサーバーから、お勧めサーバーがいくつか紹介されていた。とりあえず最も簡単に移行できそうなサーバーを選択した。
申し込み手続きが完了し、新しいアカウントだけでなく、FTP情報ももたらされた。私の場合、ホームページビルダーを利用しているので、これまで通りのやり方を継続する。ただし、ホームページは模様替えしたい。一気にモデルチェンジは難しいだろうが、やはりメインは気まぐれ日記で、スマホで楽に見られるようにすることと、Facebook、X(旧ツイッター)、InstagramといったSNSへも誘導する(これまでより強く)。
月末なので、たまっている雑務を少し処理しておいた。明日から6月か……。時間の経過が早過ぎる。