気まぐれ日記 2024年7月

2024年6月はここ

7月1日(月)「ゲラ校正が完了・・・の風さん」
 下巻の残り半分のゲラ校正が今日の最大のミッションだ。どれくらいで完成するかは、修正の量で決まる。
 いちばん厄介なのは、内容に違和感をおぼえ、結局、前の方に戻ってストーリーの整合性をとる場合だ。単行本の上下巻から4分の3に減らして文庫版を作るときも、それが最大の苦労だった(と思う)。今回、最初からていねいに読み返しながら、感度を鋭くして、そういった問題点も探した。
 今日もそれがあった。単行本の上下巻がどうだったのか気になったが、大幅修正になる恐れがあったので、さりげない(しかし今回の原稿の中では自然な)修正にした。
 期待していた午前中での終了はとうてい無理で、やはり徹夜しなくてよかった。
 今後のことを考えて、昼食後、GSへ行きキャメロンに満タン給油してきた。
 帰宅後、激しい疲労感におそわれた。それで、長男の部屋のデッキチェアにもたれ、1時間半くらい仮眠した。70歳のボケ老人はやはり無理しているのだろう。やれやれ。
 疲労は十分にとれていなかったが、コーヒーを淹れて飲みながら、気合でゲラ校正を再開した。
 午後7時にゴールに到達した。ゲラ校正が終わっただけでなく、良い作品を復刊させることができる喜びでいっぱいになった。復刊できることになったのは、色々な人たちの支援があったからだ。特に、小野友五郎の顕彰会「小野友五郎を伝えてゆく会」の存在が大きい。今回、ペーパーバックと電子書籍の両方で出版となるが、ペーパーバックは地元で長く販売される可能性が高いからだ。
 データを送ったら、担当編集者から早速返信があった。
 安心したところで、あらためて疲労を感じ、とりあえず今日はゆっくりすることにした。

7月2日(火)「高齢者運転講習・・・の風さん」
 今日から朝のストレッチを復活させた。体がガチガチに硬くなっているだけでなく、筋肉も落ちている(元々著しく減少していたのだが)。とにかく早くこれまでの日常に戻りたい。
 午前中はルーチンとネット発注をした。買い物はストレス発散も狙いだ(笑)。
 昼食後、免許更新の前の高齢者講習に出かけた。これは予約制で、仕事が集中している6月を避けて7月以降できるだけ早くするつもりだったので、今日になっていた。JAFMATEで松任谷正隆の傑作エッセイを読んでいたので、自分も同じ経験をするのかとやや楽しみだった。
 自宅に最も近い自動車学校を講習場に選んだのだが、キャメロンで30分以上かかる。初めて行った。午後2番目のグループで私は最も早い到着だったようだ。1階のフロアがすべて高齢者講習用になっていて驚いた。受付も3つある講習室もすべて高齢者講習用。それだけニーズがあるということだ。隣接した駐車場は高齢者講習者優先で満車だったし、道をはさんだ向かいの第二駐車場も満車だったので、170m離れた駐車場にとめなければならなかったくらいだ。
 午後一番のグループが終わったのが午後3時だった。我々は午後二番だった。午前中もあったのかは知らないが、これだけ用意されているのを見れば、ないはずはない。
 講習は3時から5時までだった。最初が運転講習になり、さらに私は一番だった。教官から「ふだんマニュアルとうかがっていますが、・・・?」と聞かれたが、「何でも運転できます」と答えたら喜んでいた。流れ作業でやるので、途中でマニュアル車では効率が落ちる。乗り上げという課題だけがあ初体験だった。これはアクセルを踏み込んだ直後にブレーキが踏めるかどうかを確認するものだった。運転講習は問題なく終わったと思う。
 目の検査が問題だった。裸眼視力は問題なかったが(笑)、視野検査、動体視力、夜間視力とも、年齢相応の能力低下で、ショックを受けた。私のあとの人で夜間視力が一つも答えられず、「夜の運転はやめてください」と教官から言われていた。他人事ではない。
 今日のグループは全員75歳未満で、次回は75歳になるときだが、それまでに交通違反をすると、運転講習ではなく運転免許試験場で運転試験になる。大変ですよと言われた(緊張してふだん通りの運転が難しいとのこと)。受かるまで免許の更新は許されないし、有料(3550円かな)だと言う。
 認知症の検査は全員だが、これも相当に大変だと言われた。16個のものを記憶して質問に答えるのだそうだが、4パターン用意されていてどれが出るかわからない。事前に練習してみるとよいそうだ。記憶力の悪い私など、若返ってもだめかもしれない。
 次回、75歳での免許更新は、たとえ運転をやめるにしても、とりあえず更新だけはしておこうと思っていたが、気が重くなった。

7月3日(水)「まだ本調子に戻れず・・・の風さん」
 フルメニューのストレッチの2日目。
 ワイフのトールの関係で、名古屋コンベンションが7年ぶりに開催されるとのことで、ワイフもボランティア出品とお手伝いに行くことになっていた。今日は、作品の搬入と展示の日で、作品が大きいため、アクアで送って行くことになった。
 搬入のための台車も用意してあり、縛って固定した状態でアクアにのせた。目的地はウィンクあいち。そういえば、ここには一昨年、キャメロンで講演に来ていた。名駅前で高層ビルが並び、下界はややこしい場所だ。事前に一方通行も把握してルートも決めておいた。
 昼前に到着し、ワイフと台車をおろして、私は自宅へ戻った。往路はすべて有料道路だったが、帰りは一般道だ。名古屋からの帰りは(途中、クルマ専用の産業道路もあるので)一般道を走ることが多い。
 往復100km走って帰宅し、すぐ歩いて投函に行った。早く日常に戻るためで、久しぶりだ。日差しも強くなってきた。戻って昼食。はたして疲労感におそわれて、しばらくリビングで昼寝(笑)。
 先日故障していることがわかった液晶モニターを交換するため、また中古を発注してあったが、届いたので、長男の部屋のPCに接続した。これで、長男の部屋で仕事ができる。この液晶モニターはもちろん旧式だが、投げ売り状態のもので、きわめて安価に手に入った。いちおうメーカー品だ。
 遅れている月初ルーチンの中の、鏡と配管パイプと空気清浄機の掃除をした。
 もっとやることがあるのだが、まだ元気が出ない。
 夜になってワイフを駅まで迎えに行った。土曜日までコンベンションを楽しむとのこと。あいかわらずタフだ。

7月4日(木)「書斎の椅子を更新・・・の風さん」
 長男の部屋に置いてあった除湿機が、満タンで自動停止していた。最近よくエアコンで除湿にしながら仕事をしていたのに、恐るべき除湿能力だ。
 午前中はルーチンと雑務。先月分の名刺の整理をした。来月の人間ドックの予約もした。続けて、先月知り合いになった先生へ、そのとき話題になった資料を集めて、レターパックにした。今日は宅配が届くので、セールスドライバーが昼休み中にと思って、すぐに歩いて投函に行った。
 ポストに入れた直後、宅配のクルマが付近を通った。あれ? 昼休み中でも配送しているのかな。歩いている横で2軒に届けて先へ行ってしまった。
 帰宅したらそのクルマが我が家の前にとまっていて、荷物を玄関におろしているところだった(笑)。
 ご苦労様と言って受け取ったが、相手も苦笑い。12時から14時は宅配指定はできない。現在時刻は、12時から13時の間だ。昼休み時間も惜しんで配送している。厳しい仕事である。本当にご苦労様。
 昼食後、昨日に続いてリビングのソファで仮眠。
 夕方起き出して、今日の特殊雑務に取り掛かった。まずは月初ルーチンの残り、ガスレンジ周辺の掃除。
 続けて、宅配で届いた荷物の対応だ。書斎の椅子である。現在使用しているものは、定年退社したときホームセンターでワイフが購入してくれた、フェイクレザーのカッコいい椅子だったが、ボロボロになっていた。とんでもない粗悪品だったのである。この椅子の分解が大変で、書斎の床がゴミだらけになった。掃除機とコロコロを駆使して、きれいにしながら分解した。分解にはハンディの電動ドライバーが今日も大活躍した。こいつ本当に便利だ。
 ほとんどの部品を屋外へ運び出した。
 今日届いた椅子は、現状の椅子の反省に立って、いかにもオフィス用といったタイプだ。現状の椅子を分解した直後なので、組み立て方はよく似ていた。ここでも電動ドライバーが役に立った。
 疲労が残っている中で、着々と雑務をこなしている。特に先月は外回りの仕事が多く、我が家でやるべきことが後回しになっていたから、しばらく大変である。

7月5日(金)「完全武装の草刈り・・・の風さん」
 さすがに当地も気温上昇の予報。今年一番くらいの暑さになりそうだ。
 ルーチンを終え、今日は10年ぶりにTOEICの申し込みもして休憩後、草刈りに出動した。今日は腰に蚊取り線香も装着して完全武装だ。バッテリー1個分で3分の1くらいしかできなかった。後片付けをちゃんとして、シャワーも浴びて、昼食にした。
 そして、今日もリビングのソファで休眠。はたして元気が出てくるか、それが最大の関心事だった。外の暑さは予報通りだが、それと体力が戻るかはあまり関係ない。結局、ほとんど戻らず、リビングのテレビでAmazonPrimeVideoを観て過ごした。何となく昔観たことがあるような気もするが、「ヘラクレス」だ。ときどき知っている単語が耳でとらえられて嬉しい(笑)。やはり単語力は重要だな。
 今日もワイフは名古屋へ出動して7年ぶりのコンベンションを楽しんで帰って来た。明日が最終日で、また搬出を手伝うことになる。
 夜になっても屋内の気温はほとんど下がらず、今日の成果は草刈りだけだったかも。
 ホームページの講演記録を更新するつもりだが、通算186回だ。200回までは行きそうだ。

7月6日(土)「ワイフのイベントが終了・・・の風さん」
 今日も暑くなりそうだ。
 急いでルーチンを終えて、こまごました雑務に取り組んだ(全部で6件)。なぜこんなに多いのか。まるで現役時代みたいだ(笑)。しかしなあ、本当の現役時代は、この何倍もやることがあって、さらに関係する同僚がたくさんいた。みんなよく仕事していたなあ。そして私は、私生活で、家庭があり、地域の仕事があり、子どもたちが小さいときは、PTA活動もやっていた。それらの合間を縫って、作家活動に取り組んでいたのだから、あちこち破綻もしいたのだろう。
 昼食はトースト1枚。急いで準備し、アクアで名古屋へ向かった。今日はワイフのトールの名古屋コンベンションが終了する。出品作品を搬出し、可能ならワイフを乗せて帰宅する。
 想定していたパーキングが満車だったので、隣のコインパーキングにとめたら、なんと10分220円だと! 終日の上限もなし。やばいと思いつつ、満車だったとなりを振り返ったら、空車になっていた。急いで220円支払って、となりのパーキングへ。こちらは土日の上限が1400円だった。
 展示場へ行き、さっと見学もし終えると、もう閉場時刻になった。ロビーで待っていたら、ワイフが作品を我が家の台車に乗せて出てきたので、受け取って、パーキングへ向かった。立体駐車場だが、荷物をのせるために下までおろしてくれて、無事に作品と台車を乗せた。
 私は用事が1件あったので、名駅まで向かい、30分後に戻って来た。
 展示場1階のカフェに入って、コーヒーを飲みながら、はたしてワイフが一緒に帰れるか、おとなしく連絡を待っていたのだが、暑い暑い。今日はかなり体力を消耗させている。
 何とかワイフがやって来て、一緒に帰れることになった。
 時間も時間なので、途中で晩御飯を食べて帰宅した。サラちゃんが良い子で待っていた。
 もう何もできない状態だったので、さっさとシャワーを浴びて就寝モードに入ったが、すさまじい1日だった。
 しっかり睡眠をとって、明日も頑張らねば。

7月7日(日)「熱中症だったかも・・・の風さん」
 梅雨明けの気配もなく、猛暑が続いている。当地方は毎年恒例の最高気温達成地というのがあったのだが、近年はおかしい。ここ数日は静岡市が最高気温を記録している。もう地域的な特徴などおかまいなしに、あちこちで最高気温を記録するようだ。
 起床後、メルカリ出品が売れていることがわかり、発送の準備をした。朝食はホットミルクだけにして、コンビニへキャメロンで走った。先月から機会が得られなかった、コンビニ振り込みも一緒にやった。郵便局と違って手数料がかからないのがありがたい。
 さっさと帰宅し、先ずは書斎でルーチン。
 ホットタイムにコーヒーを飲んで、裏の土地の草刈りに出動した。今日もフル装備だ。
 数日間に刈ったところがもう雑草が伸び始めている。とりあえず目をつぶって、残りを刈った。バッテリー1個分で3分の1くらいしかできず、3分の1が残った。法面はまた様子を見て除草剤を散布しようと思うが、早く主屋の周囲の植え込みの剪定をやらねばならない。やれやれ。やることが多いぜ。
 シャワーを浴びてさっぱりし、昼食後、エアコンの効いたリビングのソファで休憩をとることにした。
 2時間くらい眠ってしまい、起きようと立ち上がったら、めまいでぶっ倒れた。やば。何これ? もしかして熱中症だったの?
 夕方と言ってもまだ明るいが、フラフラと起き出して、コーヒーを飲んだ。途中で水分補給はしているが、足りなかったのかも。飲み切ってしまったので、ワイフが買い物へ行ったついでにスポーツドリンク2Lのサイズのを買って来た。
 熱中症とは言っても、その場ですぐ倒れず、あとから症状が出ることもあるらしいので、今日のは熱中症だったと考えて、さらなる対策を考えた。そこで思い出した。昨年も非常に暑く、来年は(つまり今年は)空調作業着を検討しようと決めていた。昨年すぐ購入しなかったのは、けっこう高額だったからだ。ニーズの高まりで、安くなっているかもしれないと、エアコンの効いた長男の部屋でチェックした。
 先ずは、商品の勉強、セールスポイントを知り、お勧めランキングを10ブランドくらい調べてから、ネット探索した。私の選定ポイントは(個人差があるから自分オリジナルの基準が大切なのだ)、DC出力(送風パワー)、保冷剤ポケット付きである。保冷剤が重要なのは、老人対策だ。空調作業着の基本は、それを着て仕事をして汗をかくことが大前提で、その汗を送風でたとえばネック周囲から排気するのだが、汗を飛ばすことで体温を低下させることを最大の効果としている。老人はもともと汗をかきにくいという。さらに若い人のように肉体労働をがんがんやるわけではないから、よけい汗が出にくい(顔から流れ落ちるばかりだろう)。そうなると冷却効果は保冷材に頼ることになる。そして、風量が必要なのだ。
 ネットで知らべると、ファンとバッテリーと空調服の3点で構成されていて、セット単価は平均で2万円くらいだった(お勧めブランドに限定)。これでは確かに購入はちょっとブレーキがかかる。粘り強く探していたら、1万円くらいのがあり、さらにそのショップでは色柄が5種類くらいあり、一つの柄がなんと割引クーポンがどかんとついていた。昨年の売れ残り(柄には流行があるからね)かもしれない。まんざらでもない柄だったので、それに決めた(笑)。お勧めブランドの中でも上位5つに入っていたので、問題ないはず。恒例の端数を所有ポイントで消して、6900円(翌日修正)だった。

7月8日(月)「人形供養・・・の風さん」
 昨日の空調服の値段を間違えた。6500円ではなく6900円。もしかすると熱中症の後遺症かも。
 昨夜は、ちょっとつらい仕事もした。今年は母の十三回忌なので、遺品をまた整理する。書斎には母が手作りした人形がたくさん飾ってある。女の子のぬいぐるみとロープ人形だ。すべて100%手作り。ロープ人形はひもの色染めもしている。こういった趣味を見ていると、自分に遺伝していることを実感する。できるだけオリジナルなものを創りたいのだ。
 自分の死後もたくさん残っているのは後で整理する人の迷惑になる。十三回忌は、ひとつの節目なので、今回は覚悟していた。書斎の人形を半分と、長女の部屋に飾ってあったこまごましたぬいぐるみと手作りグッズ類を選別した。
 それらを抱えて、午前中にJAのやすらぎ会館へ向かった。これまで数回経験している人形供養がおこなわれるのだ。代表一つを祭壇に飾ってもらって、あとは別の袋に移し替えて処分される。
 せっかく外出したので、ATMで用事も済ませて帰宅した。
 昼食後、再び、JAへ出動。代表のぬいぐるみが祭壇の中央付近に飾ってあった。天台宗のお坊さんが来て読経してくれた。お焼香もした。
 猛暑の中、30分間のしめやかな儀式だった。
 帰宅してまたリビングでダウンした。体力が元に戻らない。しばらく諦めて、休養するしかないのかも。
 とは言え、雑務は少しでも片付けておかねば(今日は他にやっと4件)。
 夕方、ワイフが実家から帰宅した。義母の認知症が進んでいるようで、心配な状態である。今の状態では、せめて訪問介護でも実現させたいが、先日審査された介護認定の結果が出るのは来月初めらしい。だめなら、また審査してもらわなければならない。

7月9日(火)「空調服の効果は?・・・の風さん」
 体力不足で、たまっている雑務がなかなか減って行かない。それでもマイペースで続けるしかない。これがボケ老人のこれまでのやり方だ。
 書斎でのルーチンから仕事を始めるが、一晩中窓を開けっぱなしにしてあっても、朝の室温は30℃をこえている。とんでもない時代に突入している。そのような書斎で、DCモータ扇風機、冷風扇、ネックファン、デスクファンをフル稼働させて仕事をさっさと済ます。
 最後のメール発信でちょっと時間をかけ過ぎたので、午前中のホットタイムは中止して、キャメロンで買い物へ。ドラッグストアとホームセンターをはしごして、まとめ買いをした・・・つもりが買い忘れがあった(笑)。これは熱中症でなくボケだな。
 帰宅したら、宅配ボックスに荷物が入っていた。セールスドライバーにちょっぴり貢献できたかも。
 昼食後、徒歩で投函に行ってきた。往復千歩の散歩である。
 昨日に続いて(と言うより連日)、午後はリビングでダウン。
 夕方、起き出して、2階の長男の部屋へ。冷房を効かしてこの部屋でできる雑務に取り組んだ。
 今日届いた宅配は、空調服である。開梱し、説明書を丹念に読むと、かなり出来の良い商品だと分かった。技術的にもビジネス的にも説明がしっかりしている。感心した。
 ファンを装着し、バッテリもポケットに入れて、作動させてみると、薄手のベストだったものが、ダウンのようにふくらむ。両腰から吸い込んだ空気は主に首の周りから抜けていく。首の周りの涼しさはネックファンと同様だが、上体が風で吹かれるので、さらさら感があって気持ち良い。冷房の効いた屋内なら、保冷剤も装着したら寒いくらいになるかも。とにかくこれは、炎天下の屋外での作業用である。1時間程度の草刈りだったら、汗をかくこともなく作業を終えることができるかも。
 晩御飯後、ワイフにも着せて感想を求めたら、まったく同じで、冷房の効いた1階では寒いくらいだと言う。たっぷり試した後、空調服を脱いだら「暑い」などと言う。効果が再確認でき、値段を言ったら「安いね」と納得顔。これは良い買い物だった。

7月10日(水)「三角くじで2等賞!・・・の風さん」
 晴天が続いているのになかなか梅雨が明けないと思っていたら、今日から天気が下り坂。不安定だ。屋外作業も気になる。
 ルーチンの時、空調服に小さな保冷剤を2個装着して仕事をしてみた。確かに冷たい風が出てくる。仕事が終わったら、保冷剤は2個ともただのジェルに戻っていた。屋外作業をするときは、もっと大きな保冷剤が必要だ。そもそも空調服は書斎で使うものじゃないが(^_^;)。
 その後、キャメロンで外出。JAへ行き、お楽しみ抽選に挑戦。こういう特典は逃さない(笑)。三角くじを引いて担当者に渡した。カランカラン〜。「2等です」え? 本当に? お米が5kg当たった。「ありがとう」今日は何かいいことありそう(⌒∇⌒)。
 遅れに遅れていた散髪に行き、英語の発音は難しいという愚痴をたれているうちに終了した。
 続いて、昨日買い忘れしたものを買いにドラッグストアへ。運よく1個残っていた。ポイントがたまったので、前回と同じ温湿度計を注文した。我が家には怪しい温湿度計が何台もある。やはりデジタルでないと信用できない(気がする)。これが届いたら、長男の部屋へ置いてある元書斎用を戻して、デジタルと交換し・・・、とあれこれ考える。
 昼食はトースト1枚。午後は恒例の昼寝!(おい^^;)。
 夕方から起き出して長男の部屋で少し仕事をした。執筆マシンを初代でなく2代目と交換したので、OSが新しくなった分、できる仕事が増えたのだ。ただ、ネット接続が不安定なのが不満だ。明日、出張講演の打ち合わせがオンラインで予定されていたが、中止になった。先方の企画がまだ確定していないのだそうだ。企業は仕事を慎重に進めるからこういうことは仕方ない。来年以降になるかもしれない。企業と言えば、大学の研究室の2年後輩の消息がわかった。立派な会社の社長さんになっていた。研究室の同窓会が開催される可能性があり、そのとき会えるかも。50年近い昔、フェアレディZの新車に乗っていたやつだ。
 雨が降ったりやんだりになっている。明日も雨の確率が高い。屋外作業ができないなら、いよいよ書斎の整理整頓だな。
 おっと、今日の良いことは、結局、お米が5hg当たったことだった(哄笑)。

7月11日(木)「片付けも途中・・・の風さん」
 バイデン大統領があちこちで老化現象を示して、立候補をやめるべきだという意見が出ている。自分より年長だが、高齢になると年の差は若いときほどの差ではない(学生時代は1年違うだけですごい差を感じたものだ)。なので、他人事では全然ない。こうなると、自分はどうするか、という思考にすぐ移行する。むずかしい。人生哲学の領分に入ってしまう。
 昨日から雨模様出し、外出計画もないので、今日はルーチン後、書斎の片付けに集中することにしていた。
 ルーチンの後、ヤフオクで今夜が期限となる出品物を見付けた。とりあえず入手すべきものだと思った。クーポンもゲットでき、たまっていた PayPay ポイントで購入できる金額だった。入札した。
 先週の始めまで、仕事で追いまくられていて、ここ2か月くらい散らかしっぱなしだった書斎だ。乱雑さはハンパでない。片付けると言っても以前の状態に戻すことではなく、次の仕事がやれる状態にするのが目標だ。最初に戦略というか大きな方針、方向付けが必要だ。ところが、これがむずかしい。もしかするとバイデン大統領状態かもしれない。
 仕方なく、捨てられそうなものを探す。たとえ紙きれ1枚でもなくなれば、目の前の現実がより明確に見えてくる。そうしていたら、つい数日前に処理した資料が見つからないことに気付いた。今月後半に処置が必要なので、ちゃんと整理して、妙なところでなく、本来の場所に置いたはずなのに見つからない。
 なかなか見つからないと、自分で自分に腹が立ってくる。やはり持ち物が多すぎるから、こういった事態になるのだろう。再び捨てられるものを探す。会社員時代の資料がどっさりあった。技術資料で、退社して10年間、一度もチェックすることがなかったので、おそらく今後も必要ではない。パラパラとめくって、懐かしい写真などを眺めて、ほとんど処分することにした。そうしているうちに、さっきのなくなった資料をもう一度正しい場所で探すことにしたら、他の書類にはさまっていたのを発見した。
 結局、片付けは8割ほどしかできなかった。残りは明日だ。
 ヤフオクは、競合が現れず、落札できた。書籍なので、入手後、中を見て、必要な部分は写真を撮り、場合によっては(相手が欲しいと言えば)、他人に贈呈する。

7月12日(金)「片付けが終わらず・・・の風さん」
 朝刊を開いてチェックするところはだいたい決まっている。夏の甲子園が早くも終了した。母校の秋田高校が2回戦で本荘高校に敗北。きっと今年は本荘高校が甲子園に行くだろうと思いつつ、今年もアルプススタンドに座る夢ははかなく消えた(行けばOBとして切符がもらえるのだ)。
 ルーチンを終えたところで、町の電器屋さんへ電話した。昨日から色々と考えていて、あることを決めた。今はまだ誰にも言えない。実力不足で実現しないこともある。とにかくこの秋にチャレンジすることに決めたので、書斎のエアコンを更新することにした。
 書斎のエアコンはスペースが小さいため、小型でないと設置できない(設置場所を変更すれば可能だが、費用などを考えて選択しない)。町の電器屋さんもそのことは十分承知しているので、適合するタイプが手配できるか確認してくれることになった。いちおう私はネットでもチェックし、適合する某社のものを発見したので、その機種も正直に伝え、もし電器屋さんで手配できない場合、私が自己責任でそのエアコンを購入して、工事だけ依頼することもオプション(選択肢)となった。
 昨日に続いて後片付けだ。幸い雨模様で、気温もそれほど高くない。昼食をはさんで午後もやろうとしたが、また恒例の昼寝となった。どうも体力がない。
 夕方から起き出して、続きをおこなった。やりながら仕事量の見積もりを間違えていたことにも気が付いた。ボケ老人は仕事がずさんになるのだろうか。
 長年お付き合いのある編集者から、ずっと連絡がなかったので心配のメールがあり、電話で少し話した。電話やメールではとても説明できないここ数か月の状態だが、とりあえず生きていることだけは伝えた。
 夕方、外出していたワイフが帰宅したタイミングで、電気屋さんから電話があった。書斎にあるエアコンの改良型が2種類準備できると言う。スタンダードとプレミアムタイプで、値段は3万円くらい違う。早速ワイフが横から「安い方にしなさい」と神の声。どうせ私が自分の小遣いで買うのだが、まあ、今年は耐えようと思っていたくらいだから、スタンダードで発注した。工事は1週間以上先になるらしい。
 就寝前まで片付けを続けたが、最後まで行けなかった。見積もりミスというか再見積もり通りだ。明日、3日目になるが、明日こそ終えたい。

7月13日(土)「片付けの3日目・・・の風さん」
 昼寝したせいか、昨夜、なかなか寝付かれなかった。足がむくんでいたのは運動不足だろう。今朝も普通に早起きし、ストレッチもフルでこなしたが、ルーチン後、早くも疲労感に襲われた。午前中のホットタイムのつもりで階下へ行ったが、コーヒーを淹れる元気もなくソファでダウンした。
 今日は曇り空で、雨は降りそうもなかったし、日中の予想最高気温も30℃以下で、頑張れば片付けができるのに、気力が湧かなかった。昼食はいつも通りにトースト1枚だけ何とか食べて、またダウンした。いちおう室内の除湿はかけているので、快適なはずだが、気分も体調も最悪。サラちゃんがサンルームを行ったり来たりしているのが唯一の精神的な癒しだった。
 夕方になって必死に起き出して書斎へ向かった。片付けの3日目だ。いくら何でも今日で終えたい。雨雲が接近しているので、窓を閉め切って作業を再開した。大汗をかくほどでもない。元気ならどんどん仕事ができる。しかし、のろのろとしか進まない。
 書斎の片付けが90%ぐらいできた。もう少しやるつもりだが、これならエアコン工事がいつでもできる。止むを得ず明日も片付けの続きをすることにした。
 先月まで集中的に仕事があった。それらが疲労の原因の一つだろう。それはともかく、後半もいくつかスケジュールが決まっている。気持ちはもっともっと仕事を突っ込みたい。しかし、今の状態では難しい。それに、秋ごろからの新しいチャレンジも決めているので、その前に疲労困憊していたらできない。10月の咸臨丸サミット(仮称)までをひと区切りに考えてみようと思う。それでも、現時点確定しているスケジュールがけっこうある。これ以上はやめるべきかも。
 やれやれ。疲労困憊していると、思考も後ろ向きになって行くな。明朝は寝坊してみよう(笑)。

7月14日(日)「今日も気合入らず・・・の風さん」
 久しぶりに寝坊してみた。これで昼寝は回避できるだろうが、起きている間の元気が戻るか。
 朝刊に大仙市(かつての大曲市、私が少年時代を過ごした場所)で第6回500歳野球が開催と出ていた。チーム9人の年齢の合計が500歳以上であれば、試合できるというルールだ。平均すれば55歳半となるから、私も参加資格があるか、いや平均をはるかに上回っていて失格だ(笑)。夏の甲子園が終わってしまったので、こんなところに視線が向いてしまった。
 寝坊したので、ワイフは私が死んだかと思っていたらしい。おかげでお昼ご飯を作ってくれた。
 午後にルーチンをこなすのも久しぶりかも。天気は不安定で、いつ雨が降り出すかわからない状態。しかし、気温は高めだ。
 片付けがたくさん残っているのに、気合が入らない。寝坊の効果もお昼ご飯のご利益もない。それでも、ほんの少しだけやってみた。暑さのせいでなく、息が切れた、否、ため息が出た。重症である。もはや肉体的な疲労が原因とは言えない。超多忙で気を紛らしていたのに、やっと落ち着いて身辺整理ができるようになると、悩ましいことが頭にすぐ浮かぶ。理屈で理解できる、普通の人間の悩みだ。おそらくほとんどの人は、多忙な人生を過ごし、引退する年齢になるころから、あらためて人生を振り返ったり、人生の意味を考えたりする。私もそうだった。普通の人間であることを実感できてよかったと思う。しかし、そこから普通でない現実が明らかになってきてたじろいだ。そのショックが今の重症の主原因だと思う。
 珍しく寝坊した私が生きていることを再確認したワイフは、今朝のニュースでトランプ元大統領が銃撃された事件を私が知らなかったことに驚いていた。
 マイナス思考からすれば、人生、一寸先は闇、となる。
 深夜、トイレに設置してあるチャイムの修理に取り組んでみた。接触不良が原因ではないかとにらんだのだが、分解しテスターで導通チェックするなど、色々と試してみたが、接触不良ではないようだった。肝心の人感センサーが作動しない。壊れたらしい。諦めて、新品を明日発注しようと思う。

7月15日(月)「知人のすばらしい本・・・の風さん」
 知人から新刊が届いた。算額に関する本だ。中西隆著『算額の奥に広がる世界』(サンライズ出版)。
 表紙カバーのデザインが魅力的(私の好みにピッタリの色合いと落ち着いた印象)で、すぐに開いて見たら、これまでの一般的な算額の本と違う。数学の問題と解答が主役ではなく、その算額が生まれるまでの歴史や背景、さらに奉納された神社仏閣だけでなく、近隣で奉納された算額との関連を調査・分析することで、算額の大きな文化的価値を解説していることが目次からだけでも想像された。
 こんなことが想像できるのは、私が小説家だからだ。算額にかかわらず、歴史の原資史料を見ながら、それにかかわった人々んことを想像する。現代とは違う時代背景の中で生きた人々の想いを考える。時代は違えど、現代人との共通点を発見できたとき、小説のアイデアが誕生する。時代考証でその時代のリアリティを構築しつつも、やはり主人公は人間であり、いつの時代でも変わらない想いがドラマを生むのだ。
 ここずっと気合が入らない日々を送っていたが、読み切る意欲が湧いてきた。
 読み進むほど面白く楽しく、期待通りの内容だ。丹念な調査と分析そして深い考察。小説家が想像するようなことでも、敢えて(仮説)と付記して書いてある。私のような小説家はさらにその先のドラマまで想像してしまうが、そうなるともはや(仮説)ではない(笑)。
 私のホームページやSNSの力はたいしたことないが、とにかく紹介しようと思った。
 気合の入らない日々が続いているが、少しだけでも雑務をやっておこうと、いくらかは処理できたのも、上記の本のお陰だろう。

7月16日(火)「気合は戻るか・・・の風さん」
 今朝もやや寝坊してみた。朝食にバナナ1本を食べてみた。はたして気合が戻るか。
 またメルカリが売れた。今年はほとんど出品していないので、少しずつ出品中のものが減っている。気合が戻ってきたら、また出品したいのものがたくさんストックしてあるのだが。
 昼食はおにぎり2個。これを食べてすぐコンビニへ走った。メルカリ出品を無事に発送した。キャメロンにiPhoneスタンドを装着しておいた。活用法は色々あるが、気合が戻らないと何もできない。
 トイレのチャイムが届いていた。
 片付けをしながら hairdye を強行した。これは昨日計画した行動だった。暑い中、気合がないとできないことだ。汗を流しながら片付けを続け、その合間に hairdye だ。 hairdye は無事に終了したが、肝心の片付けがあまり進まなかった。
 書評中心のX(旧ツイッター)にやっと辻先生の本、2冊をアップした。どちらも今年前半に読了したものだ。『焼跡の二十面相』と『二十面相暁に死す』。そもそもこれは、戦後を舞台にした二十面相を江戸川乱歩が書かなかったので、辻先生が乱歩になったつもりで書いた作品だ。しかし、その面白いアイデア以上にすごいのは、敗戦後の東京や名古屋が実にリアルに描写されていることだ。地の文章を読んでも、平和や反戦の想いがにじんでいる。書くべき作品を書いて残したらと思われる。長谷川伸先生の言われる紙碑である。ちなみに、江戸川乱歩も辻真先先生も新鷹会のメンバーだ。それに連なった私も誇らしい気分になるが、力不足が悔しい。
 夕方からトイレのチャイムの改造に取り組んだ。故障したチャイムにはクラシックの曲がたくさん入っていた。今回発注したチャイムには中国語のあいさつがたくさん入っていることは最初からわかっていた。ニイハオから始まる大きな声(笑)。録音はすべてMP3だと判明したので、ネットから無料のMP3音楽を選んでダウンロードした。クラシック風のピアノ曲ばかり。チャイムの中国語はすべて削除して、これらの曲と入れ替えた。
 とりあえず1階のトイレに設置した。このチャイムはトイレの消音対策でもある。気に入ってもらえればいいが、不満が多ければ、壊れたチャイムの曲を入れる。
 あれこれやった1日だったが、気合が入ったとはとても思えない。明日こそ、と思いつつ、就寝モードに入った。

7月17日(水)「今日も悪戦苦闘・・・の風さん」
 ワイフを駅まで送ってから1日がスタート。しかし、あまり元気が出ない。今日もだめか。新聞を見ると、高校野球地方予選で母校を破った学校が敗退していた。まだベスト8にもなっていないのに。あ〜、どんどん落ち込む。
 ルーチンを終えてもコーヒータイムにする気力さえ湧かない。
 こういう時は何も考えずに(やけくそで)肉体作業をするのも手だ。しかし、昨夜雨が降ったらしく、裏の土地は濡れていて、草刈りはできない(今日はもしかすると終日降らないのに)。だから、屋内の片付けをするしかないのだが、こちらはなぜかやけくそではできない。とりあえず昼食をはさんで少しやってみた。気合が入っていないので、やがて疲労でダウン。しばらくして、必死に起き出して、何でもいいからやろうと、また不調のソーラーガーデンライトを1個再調整して裏の土地に設置してきた。充電機能が正常ならば使える。結果は明日以降でないとわからない。
 1か月後にTOEICの試験を受ける。そのための勉強を3日前から始めたが、イマイチ気合が入らない。リスニングの力があまり上がっているとは言えないことと、やはり日常表現のボキャブラリー不足を痛感する。これでは高得点は無理だ。やはりボケ老人の限界なのか。
 試しにボケ老人がどれだけ世の中で受け入れられるか、高齢者の求人状況をネットで調べてみた。やば。よく見かける働く高齢者の仕事のオンパレードだ。予想していた人手不足状況があまり見られない。
 落ち込んでいる時に、ワイフを駅まで迎えに行ってきた。こんなことしか能力がないのか。すぐコーヒータイムになり、トイレのチャイムのことを聞いたら、長い曲にしてほしいと言う。メモリ容量が小さいので、1曲だけにしたが、1分半くらいだ。ITが少し得意なボケ老人だが、この程度ではだめか。もう墓場行きなのだろうか。
 夜になって雨が降り出した。これじゃ、明日のやけくそ草刈りも無理だ。
 あがいてもあがいても苦しい1日だった。

7月18日(木)「少し頑張れたかな・・・の風さん」
 毎日、今日こそは、と起床する。とりあえずストレッチはフルメニューと決意。
 朝食時、そろそろ賞味期限切れになりそうなバナナが気になったので、1本食べた。スマホでルーチンメニューをこなしていたら、もうすぐ消滅するポイントが200ポイント弱あることが判明した。こういうの弱いんだよね。何とか無駄にしないですまそうと、これまでの知恵と経験を活かし(大げさ過ぎるか)、先ず買ってもよい千円以下の品物を探したら、あった(もちろん送料無料が条件)。続けて、現有のポイントを5割増しにできるプログラムをチェックしたら、まだ有効だった。商品価格から消滅予定ポイントを引き、現有ポイントをいくら5割増しにしたら購入できるか計算してみた。500ポイントと出た(この程度の計算は算数レベルなので簡単)。そもそもこの500ポイントも通常の消費行動でたまったものだから、使っても痛くはない。早速、発注した。
 買い物がストレス発散になっているので、何となく元気が出た。
 午前中、知人から久しぶりに電話があり、楽しく話ができた。すべて前向きの話だ。
 昼食時にも残ったバナナを1本食べ、その後、2時間の昼寝を経て、気合で起き出して、屋内作業に取り掛かった。これは特殊物入れに上がっての肉体労働なので、先日購入した空調服に保冷剤もセットして取り組んだ。おかげで半分くらいできた。次回で特殊物入れの片付けは完了できそうだ。
 夕方からワイフと墓参に行った。雑草が伸びる時期で、うちの墓の手入れはたいしたことなかったが、近所のお墓には雑草がはびこっているところが多かった。こんな時期でも、蚊が飛んでこないのが不思議だ。帰宅してコーヒータイムにした。その後、晩御飯までTOEICの勉強。
 昼寝はあったものの、今日はけっこう頑張った感じがする。その勢いで、就寝前に裏の土地のソーラーガーデンライトを点検に行ったら、最近復活させた3台のうち2台は点灯していなかった。充電機能が故障しているのかもしれない。1台新たな不具合ライトも発見した。うーん、やることはたくさんあるなあ。

7月19日(金)「体力不足だ・・・の風さん」
 今日もストレッチはフルメニュー。
 天気とにらめっこの屋外作業。ルーチン後、完全武装で裏の土地の草刈りに出動した。
 空調服を着用しての草刈りは初めてである。色々と収穫があった。首に手拭いを巻いたので、風の出が悪かった。そのせいか顔から噴き出す汗も多く、次回、汗拭き手拭いは首以外にしなければならない(どこにするかすぐ決められない)。腰に蚊取線香を装着したのはいつも通りだった。ところが、線香の煙をすぐにファンが刷ってしまい、煙は空調服内に充満。結果として、首に巻いた手拭いがかなり吸い取り、手拭いが線香臭くなった。蚊取線香は首からぶら下げるなどの工夫が必要だ。
 やれやれ収穫は多かったけれど、次回への課題が残った。
 昼食後、キャメロンで外出した。JAからUFJのATMをはしごして、現金の出し入れを完了。その足ですぐ近くのドラッグストアへ向かったのだが、道路へ出るとき、歩道を走って来た小学生の自転車がぶつかりそうになった。もう少し手前で停車するべきだった。自転車は死角から突っ走ってきたので。当地は、今日から子どもたちは夏休みらしい。
 帰宅して、リビングの床で休憩したが、涼しくない。ネットの天気予報によると、当地は異常な高湿度らしく、エアコンもあえいでていたらしい。
 おもちゃが2つ手に入ったので、長男の部屋に設置した。電池式の温湿度計は、カラーで警報も出すすぐれもの。長女の部屋に置いてあるものと同じで、ポイントで入手したからほとんどタダ。もう1つはワイヤレス充電器。昨日の朝発注したやつだ。使ってみたら、スマホが過熱すると充電が保留になる。安全機構付きだった。
 ここまでの活動だけで疲労がたまり、特殊物入れの片付けの続きができなかった。何とか明日やりたい。
 TOEICの勉強を今日もやった。初めてのテキストから思っていたが、どうやら途中まで勉強したらしい。痕跡が残っている。が、記憶は残っていない(笑)。これが私の最大の問題だ。明日は、区の除草作業があるので、今夜は少し早く就寝することにした。しかし、暑くてなかなか眠れない。今夏初めてエアコンをタイマーでなくオンしたまま寝ることにした。本当は、そんなことより、体力増強の取り組みが必要なのだが。

7月20日(土)「久しぶりに相撲のテレビ観戦・・・の風さん」
 目覚ましで起床。7時からの区の除草作業に参加した。初めて空調服を着用した。保冷剤も30分期待で装着した。
 当地にはもう30年以上暮らしているので、除草作業の参加経験も長い。退職後の工夫としては、鎌から鍬に変更した腰痛対策がある。昨年はネッククーラーを使った。しかし、今年は空調服だ。以前から変更のない担当区域へ出動した。今回は珍しく女性が少なかった。いつもはだいたい半々だ。それでも、30分も作業すればだいたい終了する。ご近所にふだんからボランティアで除草をしてくださる方がいて、この効果が大きいのだ。空調服を着用している人は、自分も含めて3人だった。メンバーはほとんど変わらないので、暑さ対策が進むことを考えると、今後空調服着用者は増えるだろう。
 昼食後は、特殊物入れの整理の2回目をおこなった。エアコンを効かせ、扇風機を回し、空調服には1時間分の保冷剤を装着したから完全武装である。おかげで1時間ちょっとで完了した。
 夕方からはリビングでテレビを観た。Amazonprimevideoの続きを観たあと、久しぶりの大相撲観戦。学生のころはよく観たものだ(今でもいくらか詳しい)。他のスポーツと同様にレベルは格段に上がっている。映像がクリアになっている分、土俵近くの観客の様子もはっきり見えた。テレビをほとんど観ない私だが、昔見た女優によく似た女性を発見した。あとで、ネットニュースで、まさに本人だったことが判明した(紺野美沙子だった)。横綱審議会のメンバーだそうで、仕事だったのだ。
 今夜はTOEICの勉強をするのが精いっぱいだった。うーん、仕事をしながら体力をつけなければ。

7月21日(日)「スニーカーがこわれた話・・・の風さん」
 台風が発生したが、当分、雨は降りそうもない。少しでも屋外作業をやっておかなくてはならない。
 ルーチン後、完全武装で出動。保冷剤は1時間分。手拭いは頭からかぶって首でしばった。ドジョウすくい型か(笑)。これで首から出る風を邪魔することはない。蚊取線香は草刈り機に取り付けた。わずか重くなるが、煙がすぐファンから吸い込まれることはない。こういった改善活動は、モノづくり企業の常識である。この貴重な経験を私は自分の作家活動にも展開させているつもりだが、おそらく甘いのだろう、十分な効果が出ているとは言えない。
 バッテリー1個分の作業を終えたが、土地の残り半分は終わらなかった。雑草が伸びすぎているのだ。片付けの途中で作業用のスニーカーがこわれた。右の靴底がはがれた。ジッパー部分が壊れそうだったのに、先に靴底が破損した。同じ経験は過去にもある。上京中で、スカイツリーが遠望できるあたりを歩いている時だった。仕方なく、その場ではがし、片足がぞうりをはいたような感覚で歩くことになった。それでも、取材先まで行き、先方とも何食わぬ顔で話をし、仕事は無事に終えた。
 今日壊れたスニーカーは、生涯で二足目のものだ。一足目は、入社して1年くらいに買った。けっこう高いスニーカーだった。それを10年以上はいたと思う。二足目は、スーパーのジュニアの棚にあった最も大きなサイズのものだった。10年くらい前に三足目を購入した時、それを作業用におろしたので、20年以上はいたと思う。恐らく三足目も長くはくことになるだろう。子供の頃、年寄りは物持ちがいいな、使える間はずっと使うんだな、新しい物にさっさと換えればいいのに、と思っていたが、そんな年寄りに自分がなっている(笑)。
 梅雨はまだ明けておらず、さすがに暑かったので、今夏、初めてかき氷を作って体を冷やした。
 夏を感じたら、急に熱いラーメンが食べたくなり、数か月ぶりにインスタントラーメンを作って食べた。美味かった。
 五大路子さんの9月公演のチケットが発売されたので、ネットから注文した。まだ少し先だが、旅程も立てておいた。
 暑くて屋内の片付けは進まなかった。明日こそ。

7月22日(月)「今度はリュックだ・・・の風さん」
 秋田県で暮らしていた子供の頃、夏に気温が30℃を超える日なんてそんなにたくさんはなかった。30℃を超えたと聞いただけでぐったりしたものだ。
 それが今はどうだろう。秋田県も暑いと聞いている。そして自分は、暑い地域に住んでいる。名古屋よりもだいたい2〜3℃低いが、それでも30℃を超える日が続いている。就職するため当地へ来たのは40年以上も前だが、夏の暑さに1年で慣れたのは、若かったことと、今よりはずっと暑くなかったからだろう。
 書斎のエアコン工事日程はまだ決まらないが、そこの工事は何度も立ち会っているので、工事環境をどうすればいいか熟知している。たとえば伸びきった木の枝類は邪魔になるのだ。裏の小屋もあって梯子をかけるのがちょっと大変だ。
 ルーチン後、完全武装で樹木の剪定に出動した。エアコン工事周辺と玄関前が今日の作業区域となる。大きな剪定鋏を使って、途中1回の休憩をはさんでおこなった。やはり暑くて、予定の半分しかできなかった。地面に落ちた枝葉を集めて裏の土地に積んでおいた。この続きはまた明日以降だ。
 午後からキャメロンで出かけ、電車を乗り継いで名古屋の眼科へ行った。電車内は涼しいが、それ以外は猛暑。ネックファンを持ってくるべきだった。
 今日は実に久しぶりに昔流行した1本ベルトのリュックを持って行った。ちょっと荷物が多いときに便利なので、また使ってみようと思ったのだが、病院に着くまでに皮部分のコーティングがポロポロ落ち出した。経年劣化である。昨日はスニーカーが壊れたが、今日はリュックだ。おそらく20年以上の月日が経過していると思われる。やれやれ。私自身もボロボロではないかと懸念される。引退してもバイデンさんのように騒がれるわけでもないが、ま、とにかく、引退してはいられない。
 帰宅したが、暑さでばてていた。うーん、筋トレの復活も必要だ。

7月23日(火)「サンルームの補助灯が消えていた・・・の風さん」
 昨日の帰り、キャメロンをとめた駅付近は雨が降った後だった。かなり強い雨だったらしい。自宅付近も同様に降ったらしく、午前中の屋外作業が庭木の剪定だけで助かった。除草剤を散布していたら、雨で流されていた。
 その除草剤散布を午前中にした。主屋の周辺だけ。昼食後、歩いて投函に行ってきた。空は雲ひとつない青空。もちろん暑い。
 午後、キャメロンで外出。ワイフは猛暑で心配になった実家の様子を見に行っている。エアコンのタイマーを1時間後オフにセットした。
 ドラッグストアとホームセンターで買い物をした。ホームセンターで作業靴を買った。進化した地下足袋みたいなやつだ。安かった(笑)。クリニックへ行ったが、二代目の診察を初めて受けた。このクリニックは今後は安泰だな。自宅のエアコンが切れているので、リモートで別のエアコンを始動させた。
 帰宅すると、別のエアコンが絶好調で、室内がきんきんに冷えていた(笑)。
 コーヒータイムにしたがワイフはまだ帰宅しない。途中まで見ていた映画の続きを観た。やっとワイフが帰宅。晩御飯に珍しい韓国冷やしラーメンが出た。なかなかいいね。
 サンルームの補助灯が消えていた。たしか特殊な蛍光灯で、できればLEDに換えたいな。
 今日もたいした仕事はしていなかったが、エネルギー切れなので、さっさと就寝モードに入った。当面の課題はたくさんあり、屋外作業がなかなかやっかいだ。

7月24日(水)「今度はPCの不調?・・・の風さん」
 今日は滋賀県米原市の蓮華寺で恒例の忠太郎地蔵尊の供養祭がある日だが、今年は気合が入らず、参加を見送っていた。
 気合は入らなくてもやることは多いので、毎日1ミリずつでも前進すべく頑張るしかない状態だ。
 今日も、頑張るため、とりあえず朝食にトーストを食べた。ルーチン後、完全武装で出動した。駐車場には生徒さんが駐車しているので、今日は剪定作業だ。書斎のエアコン工事日程はまだ決まらないが、いつでもやれるようにしておかなければならない。書斎内の片付けは終わっている。だから、屋外工事のための準備である。
 月曜日に人が通れるくらいには剪定してあった。今日は、2階の書斎の外側つまり屋根に登れるように、庭木の枝葉の高いところを剪定するのと、小屋の裏側の片付けが作業目的となる。
 ホームセンターで購入したばかりの作業靴を履き、脚立を屋外に持ち出して、庭木の高所作業に取り掛かったが、なかなかの分量である。さらに工事の時、ハシゴがかけられるように、小屋の裏側に置いてある、植木鉢やコンクリートブロック類を片付けた。最後に、剪定で落とした枝葉を裏の土地に集めた。途中の水分補給休憩をはさんで、ここまでで正午を過ぎてしまった。
 空調服に装着した1時間分の保冷剤はすっかり解けていた。着替えて、またかき氷を作って食べた。汗をかいた後はこれが最高。昼食も、また熱いラーメンにした。
 午後は階下でゆっくり過ごして体力が戻るのを待った。
 夕方から2階へ上がり、自分の仕事にとりかかった。昨日消えたサンルームは、特殊な蛍光灯が寿命が来たのが原因だったので、その対策を検討した。
 今回の事態は、数年前の門灯が消えたのと同じだった。あの時と同様に、特殊な蛍光管がネットで楽に買えなかった。あまり流通していないため、10個セットで販売されているのだ。1つ交換すれば10年以上はもつ蛍光灯である。門灯は、結局、私が分解してLED照明と交換した。
 今回は、代替品のLED照明があった。しかし、安定器などは不要になるため、配線変更をしなければならない。そのやり方はYouTubeですぐ勉強できた。なので、すぐそのLED照明をネット発注した。
 夜は、長男の部屋でエアコンを効かせて仕事しようとしたのだが、今度はPCの調子がおかしい。ソフト的な問題だとにらんで設定変更と再起動をおこなったが、なぜか直らない。最後はシャットダウンして作業を終えた。明日どうなっているかだ。

7月25日(木)「豪雨の夜もPC不調・・・の風さん」
 秋田県と山形県の豪雨が報道されていたが、まさかこんなにひどいとは思っていなかった。なじみのある土地なので、ちょっと油断していた。数年前の秋田の豪雨の時も、たしかに油断していた。これから台風のシーズンになるが、秋田で暮らしていた時、台風にはあまり関心がなかった。勢力を維持したまま秋田まで来ることはほとんどなかったからだ。そういった自然災害は、めったにないことというのが子ども時代の先入観だった。
 西日本でこのところ毎年発生している豪雨が、ついに東北地方でも頻発するようになるのではないかと、心配になった。何しろ友人や知人がたくさん暮らしているのだから。
 そんな思いを抱く前、午前中、今日も屋外作業に出動した。駐車場に生徒さんのクルマがとまっているので、玄関の植木の剪定の続きをやることにした。例によって完全武装。30分ほど作業して、水分補給休憩をちゃんととり、後半戦と最後の片付けで、12時半をだいぶ回った。思ったことの半分しかできなかったが、脚立も使って和室前の植木の刈り込みがきれいにできた(あとでワイフからきれいにできたね、と言われた)。だんだん腕前が上がっているが、反対に体力は落ちている(笑)。
 着替えてかき氷を食べたところまではルーチン化している。今日はいちごミルクにした。
 午後は休養にあてた。これもルーチン化。
 夕方から長男の部屋でPCに向かったが、昨夜の不調がまた発生する。とうとうシステムの復元に取り組むことにした。最近、世界的に起きたPCトラブルがあった。MicrosoftOffice365を搭載したPCに入れた某社のセキュリティソフトを更新した直後に発生したらしい。私のPCもどこかのタイミングでソフトの更新があり、それをきっかけに異常が発生した可能性がある。何しろ、執筆マシンの2代目は、Windows9がOSである。今ごろそんな古いOSのことなど気にしてくれているはずがない。
 ところが、ところが、システムの復元をやってもエラーが発生する。何かのアプリが邪魔してエラーになっているらしい。しつこく数回やって、それでもダメなので、邪魔している可能性のあるアプリを削除して再実行し、そのまま就寝モードに入った。やれやれ。
 東北地方の豪雨は明朝にかけて続くらしい。心配な夜だ。

7月26日(金)「サンルームのLED化工事が完了・・・の風さん」
 豪雨か猛暑かという日本列島。当地は猛暑の方になっている。
 ルーチン後、消臭ビーズの補充や、除湿機の水捨てなどしてから、歩いて投函に行ってきた。これで千歩。帰宅してすぐ完全武装で屋外作業に出動。
 脚立がまだ外にあるので、玄関前の植木の剪定をすることにした。ここは背が高いだけでなく、つる草がからんでいて、それらを除去するには剪定鋏ではなく、シラミを取るような手さばきでやるしかない。40分くらい作業して、水分補給の休憩をとり、後半もしっかり作業し、最後の後片付けまで終わったのが午後1時だった。
 途中で、宅配や郵便配達も来て荷物を受け取った。皆さん、ご苦労様。
 今日のかき氷はあずきだ。みつをたっぷり入れて、あずきもたっぷり。いやあ、ぜいたくぜいたく。
 しかし、昼食を摂る元気が出ず、そのままリビングのソファで昼寝。
 夕方起き出して、さあこれから頑張るぞ、とトーストにずんだペーストをたっぷり塗って、カフェオレで遅い昼食にした。
 すると、ワイフが帰宅し、おやつの時間にしたいと言う。返事は「はい」しかない私なので、コーヒーを淹れ、おやつのチョココルネを食べた。ワイフはこれからアクアを洗車するなどと言うので、それはやめさせて、私が近くGSまで自動洗車に行ってきた。
 帰宅してから、サンルームの壁の証明のLED化工事に取り組んだ。現在は特殊な蛍光灯だ。不要になる安定器などの配線をやめて、直接LEDにつながるようにした。道具は何でもそろっているし、たいした作業時間ではないが、サンルームは暑いので、エアコンを使った。ちゃんと冷房ができたので安心した。壊れていたら目も当てられない(笑)。
 長男の部屋のPCは相変わらず不調だ。今夜も、色々と工夫して、システムの復元に挑戦している。
 明日は義父の一周忌である。この1年間はやけに早かった気がする。

7月27日(土)「人はいつか死ぬもの・・・の風さん」
 東北地方の豪雨と反対に当地は猛暑が続いている。今日の日中の予想最高気温は35℃だ。名古屋は37℃を超えるだろう。
 喪服に身を包み、ワイフとアクアで実家のある岡崎へ向かった。岡崎の予想最高気温も35℃だ。
 JRの駅で京都から来た長男と名古屋から来た長女を乗せた。次女は昨日から発熱があり、義父の一周忌の参列は断念した。新型コロナは第11波が襲来していて、油断がならない。
 お寺に着くと、既に義母と義妹の家族が到着していた。昨年来、浄土真宗方式の法事に何度も参列して、この宗派のやり方にすっかり慣れていた。法話の上手な住職のリードも心地良い。小学校に上がる前の子どもが二人いたが、行儀が良く、法事はつつがなく終了した。
 鐘楼の近くに、この秋市会議員に立候補する住職の立て看板がかかっていた。人間として死を自覚している住職の処世訓は重い。こういったタイプの政治家も求められる。
 会食場へ移動した。魚料理のお店で、これはビールを飲みながらでないともったいない。いちおう喪主として献杯の音頭をとり、家族になった41年前のことを語ったあと、義父の遺影の前で料理に舌鼓を打った。
 帰りに実家に寄ったが(もちろん飲まなかったワイフの運転で)、飲み過ぎと食べ過ぎで私はダウンしてしまった。
 長男と長女をJRの駅まで送り、自宅へ帰った。途中、花火大会の銃隊に巻き込まれた。
 我が家はエアコンをつけっぱなしにし、私は何度もエアコンの状態と部屋の様子を監視カメラでチェックしていたので、サラちゃんは元気だったし、屋内は涼しくて生き返った心地がした。もう晩ご飯を食べる気力もなく、コーヒータイムにして今日義妹の家族からもらったお菓子を食べた。初めてのお菓子で美味しかった。
 思い起こせば1年前、義父の死はとつぜん訪れた。住職の法話にもあったが、人間はいつかは死ぬもので、その死はとつぜん訪れることもある。だから、今、この瞬間を大切に生きるのだ、と。その想いは昔からあるが、どんなに今現在に注力しても満足することはなく、後悔は必ず残る。苦しいものだ。
 明日からまた猛暑の中仕事をしなければならないので、いつものようにさっさと就寝モードに入った。

7月28日(日)「ズボンが裂けた・・・の風さん」
 今日も農書。しかし、やらねばならない屋外作業。
 ルーチン後、完全武装で出動。蚊取線香も草刈り機に装着したから、空調服のファンから煙を吸い込むことはない(笑)。
 今日は、裏の土地の外周部だ。かなり長期間草刈りできていなかったので、伸びてる伸びてる。法面(のりめん)だけでなく、道路のアスファルトの溝部から見事に伸びた雑草も刈る。茎が太い奴は、大型の剪定鋏を持ってきて刈った。
 ここで水分補給の休憩。
 刈り取った雑草が派手に道路に散乱した。これを集める道具は竹ぼうきだ。誰が考えたのか知らないが、見事なツールである。
 あと竹の笊があれば完璧だが、とりあえず塵取りでOK。
 最後に、今日刈った部分に除草剤を散布した。数日で枯れてくるので、次回まで時間稼ぎができる。
 片付けをしていたら、作業ズボンがかぎ裂きになっていた。まるで若い女の子のジーンズみたいだ。しかし、肌は見えても色気はない(笑)。
 猛暑のせいばかりではない。けれど、次々に劣化して、寿命が来る。この作業ズボンも普段用からおろしたものだが、おそらく20年くらいは履いたろう。今度は、ホームセンターで作業ズボンを買わねばならない。
 午後1時過ぎから昼食になった。涼しい部屋で極楽気分を味わう。江戸時代なら、作業の後は、川に飛び込むか井戸の冷たい水をかぶったろう。それでも極楽気分だったに違いない。
 午後はリビングのフローリングの上で昼寝した。疲労はとれるが、頭痛が残っているのは、やはり軽い熱中症だったのかもしれない。危険危険。とりあえず頭痛薬でむりやり押さえ込む。
 明日、やっと書斎のエアコンがつくので、屋内の片付けの第一弾をやっておいた。残りは明日の午前だ。
 スポーツ観戦していると間違いなくはまるので、大相撲もオリンピックもなるべく観ない(笑)。

7月29日(月)「やっとエアコン工事が完了・・・の風さん」
 昨日よりさらに気温が上がりそうだ。エアコン工事は大丈夫だろうか。
 エアコンの排水ホースの先端に装着する虫よけキャップの買い置きがなかったので、近所まで買いに行った。キャメロンを始動させたら、ナビの画面が固まっている。猛暑で壊れたのかも。ナビよお前もか。最も近いドラッグストア内にある百均でキャップを買うことができた。帰りにナビが復活したので、とりあえずホッとした。
 エアコン工事は我が家が2軒目とのことで、午前中は職人さんが来なかった。その間に、工事がしやすいように書斎の片付けをした。
 リビングで途中まで観ていた映画の続きを観ていたら、午後2時すぎにやっと来てくれた。昨年の工事のときと同じ人だった。もう一人先輩と一緒だったが、腰痛でダウンしているとのこと。いずれにせよ、慣れているので、安心だ。職人さんと同じように空調服を着て、しばらく外で立ち会っていたが、頭がくらくらしてきたので、私は屋内に入った。
 その後も私は体調が悪く、ほとんど任せきりになった。
 夕方、やっと工事が終わった。書斎のエアコンは室内機だけでなく室外機も壊れていたらしい。新しいエアコンは同じメーカーのものだが、機能的には下位ランクのスタンダードだ。よけいな機能はついていない。しかし、Wi-Fiを経由したリモート操作の機器にはうまく対応した。
 晩御飯前に書斎を元通りにしたが、頭がくらくらした状態は治らず、「この先長くないな」と暗い思考で落ち込んだ。とにかく原因は不明。
 晩御飯後は、久しぶりにテレビを観て、早めに就寝することにした。明日以降も屋外作業は多いが、少しずつやるしかない。やれやれ。

7月30日(火)「暑さ対策は向上しているが・・・の風さん」
 書斎のエアコンが使えると思うと、気分はいい。ところが、気分と体調は必ずしもリンクしないのが最近だ。それでも、今日は頑張れるのではないかと起床後しばらくは前向きな気分でいられる。なので、とりあえず朝食にトーストを食べた(気分が低調だとホットミルクだけ)。
 寒いくらいの書斎でルーチンを終えて、キャメロンで外出。一昨日裂けたズボンがないと困る。ホームセンターへ作業ズボンを買いに行った。もちろん家を出る寸前に、ネットで品物のチェックはしておいた。
 ナビは正常に動いて、現地に到着。すぐに作業ズボン売り場へ行くと、ネットでチェックした品物含めてたくさんぶらさがっていた(笑)。やはりネットで事前チェックした品物が一番良さそうだった。あとはサイズだ。裾上げ不要なように、ウエストと股下の様々な組み合わせがぶらさがっている。ハンガーから外して体に当ててみて、これだなと決めた。
 帰宅してコーヒータイム。
 今日も気温が上がりそうなので、1階はなるべくカーテンをしめた。必要なければ遮光が最も温度上昇を防ぎ、冷房の効果も確保する。
 購入してきた作業ズボンをはいてみたらサイズはバッチリだった。空調服を羽織り、キャップにサングラスを装着して屋外へ。昨日の空調工事のために片付けたコンクリートブロックと植木鉢を元通りにもどした。今日の屋外作業はこれだけにしておいた。草刈りをしないときはサングラスも暑さ対策に役立つことを確認できたのはよかった。
 遅い昼食はインスタントラーメン。サラちゃんとリビングでゆっくり過ごしたが、寒いらしく、サラちゃんはトンネルから出てこない。人間と違って床面の高さで暮らしているので、人間と体感温度が違うのだろう。ま、いずれにしてもカーテンを半分くらい閉めているだけで、冷房効果はバッチリだ。
 夕方のおやつにワイフが用意した餡ドーナツを食べたが、今日も元気は出てこなかった。しかたなく、寒いくらいエアコンがよく効く書斎で映画を観た。ストーリー作りが参考になる。
 晩御飯はお腹が空いてなかったこともあり、満腹感がハンパでなく、リビングでダウン。サラちゃんはあいかわらずトンネルの中だ。やはり寒いのかな。

7月31日(水)「月末も屋外作業・・・の風さん」
 昨日、今日とワイフは出かけている。ワイフの教室が始まる前に駐車スペースを確保(雑草の除去)しておかねばならない。
 今日もちゃんと朝食のトーストを食べ、歩いて投函に行ってきた。草刈り後は行く元気は残っていないだろう。
 完全武装で屋外作業に出動した。裏の土地の駐車スペースは、バッテリー1個で全部刈るのは無理なので、今日は、教室の生徒さんがとめるゾーンを刈った。バッテリーが切れたところで水分補給の休憩をとり、その後、片付けのために再出動した。とりあえず今日の課題はこなした。
 昼食にまたインスタントラーメンを食べて、その後の昼寝も同様だが、お昼寝マットを持ってきてリビングのフローリングに敷いたので快適だった。サラちゃんがトンネルの中からこちらを見ているのも安心だ。
 やはりカーテンをしめる効果は絶大だ。エアコンの温度設定を1℃下げたが、やはり寒いくらいだった。もちろん昼寝も十分できた(笑)。
 コーヒータイムの後、元気が戻って来たので、書斎へ行き、TOEICの勉強をした。久しぶりだが、やはり語彙の不足を感じる。今度のTOEICでは思ったような点数は取れないかもしれないと弱気になってしまう。
 ワイフが帰宅した。帰りに遠くのスーパーに寄って晩御飯を買ったついでに、私の普段使いのバッグを買って来てくれた。先日、愛用のバッグの一つがボロボロになったので、気の毒に思ったらしい。ありがたいことだが、余命を考えると、もう新品は不要なのだが。やれやれ。英語の勉強で自信を失い、気持ちも後ろ向きになってきた。パリでは日本の若者たちが躍動しているというのに。もっとも、よく街中でインタビューを受けた若者が「同じ世代の選手が活躍していると元気が出る」と答えているが、親以上の年齢の私はそんなことは言えない。やれやれ。何があっても元気が出ないぞ。
 明日は月初ルーチンが待っている。とりあえず、カレンダーの更新だけ先にしておいた。

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