気まぐれ日記 2025年4月

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4月1日(火)「関税の話・・・の風さん」
 長かった1月が終わると、2月、3月はあっという間に過ぎた感じだ。毎年のことだが(笑)。
 今日も天気はイマイチパッとしない。気温も低め。肉体を酷使するのに躊躇してしまうが、頑張らねば。
 月初ルーチンの続き。サンセベリアに水と肥料をやった。室内環境が安定しているので、コロナの落とし子は元気だ。庭のフェンス工事の延長線上に、屋内外の植物ケアがある。遠大な計画かもしれない。続けて、鏡、排水パイプ、空気清浄機の掃除をした。
 今日はワイフのトール教室がないので、ランチの前に、歩いて投函に行ってきた。往復千歩。なかなか健康な生活と言える。
 しかし、昼食をしっかり摂ると、その後眠くなるのはただの老人だからか。書斎でウトウトしつつ読書をこなす。
 夕方、ワイフがウォーキングを誘ってきた。小雨が降りそうな空模様だが、行かねばならぬ。団地内を軽く回って来た。五千歩弱。
 晩御飯まで、たらたらと読書。どうも元気が出ない。
 秋に県内の某市立図書館で講演をやらせてもらうことになっている。場所を地図で確認したら、アメリカへ自動車を輸出する港が近い。トランプ関税の話題は色々あるが、長年自動車業界で働いた私は、この分野でどうなるか予想がつく。トランプ大統領の思惑通りにはならない。たとえアメリカ国内に自動車製造の工場が増えたとしても、彼の期待ほど雇用は増えない。なぜなら、高賃金の国での製造は、機械化・自動化が(現在の低賃金国での製造よりも)必要になるからだ。低賃金で働いてくれる移民まで追い出しているから、なおいっそう、この傾向は強くなる。それでも国内回帰しないよりマシと考えるなら、こういったことが実現するまで1年以上かかる。その間、アメリカ国民は、輸入されてくる品物の関税を支払わされ続けるのだ。インフレの原因が関税であり、それを支払っているのが国民だとやっと気付く人も少なからずいるだろう。彼らを納得させるのはきわめてむずかしい。
 夜も重要なメールをいくつか出すのが精いっぱいで、今日は「お疲れさん・ただの老人」の1日だった。

4月2日(水)「読書をしていても・・・の風さん」
 月初ルーチンの最後、レンジフードの掃除を終えて、さあ次はフェンス工事の最終盤だと思ったとたん、スマホに雨の予告が出た。
 ワイフはトールの教室中なので、洗濯物を取り込んだ。スマホの予告は30分後ぐらいだったが、降り出してからでは遅い。
 今から天気は下り坂で、夕方からは本来の雨の予報である。今日の屋外工事は断念した。
 ルーチン後、軽く昼食を摂り、書斎へ。
 最近、多くの本を同時並行で読んでいる。これは昔からのパターンで、特別なことではない。興味が比較的広く、読書でその知識欲を満足させようとしているからだ。ただし、愚かにも、積読(つんどく)状態の本がどっさりある。やっと購入を控えるようになってきたが(一方で、古い本をメルカリに出したりもしているが)、手遅れの感が強い。
 それら読書中の本の中に、明治大正時代を舞台にした小説が2冊ある。その時代に詳しくはないが、時代背景がしっかり書かれていて、登場する事物も本物のようである。
 こういう作品を読んでいると、自分の執筆スタイルと重なっていることもあり、現在、フィクション中心で書いている児童書で難航している理由がわかる気がする。特に登場人物だ。実在の人物の場合、たとえ実際と違っていても、生きた証しがあるので、それを元に人物造形できるのだ。ところが、完全フィクションとなると、そうはいかない。かつて先輩作家から、小説を書き出す前に登場人物の履歴書を作れ、と言われたものだ。完全フィクションでもそれが必要なのだが、ステレオタイプにしたらアホと思われるし、やはり誰かをモデルにするしかないのだろうか。

4月3日(木)「児童書のモチベーション・・・の風さん」
 売れたメルカリ出品(CD)を送るため、歩いて投函に行ってきた。今日は雨は降りそうもない。昨日できなかったフェンス工事の最終盤をやろう。
 先にルーチンをこなしてから、屋外作業に出動した。完全武装もこれが最後か。
 両端フェンスの揺れ・倒れ防止の追加だが、治具のネジ締付がやりにくい。構造的に小型の電動ドライバーすら使えない。結局、手の力で何とか締め付けたが、1か所はできなかった。
 基礎と支柱の周りに砂利を敷き詰めたが、購入してあった1袋ではできなかった。セメントもそうだったけれど、見込みが甘く、追加工事になってしまった。仕方ない。まだフェンス工事の最終盤はやることがある。
 たいした仕事量ではなかったものの、いつもの疲労感に襲われて、しばし横になった。花粉症との戦いも連日続いていて、負荷にはなっているけれど。
 今日は、読書を中断して、児童書の執筆に注力した。ポモドーロ・テクニックとコーヒーのカフェインが、ただの老人の背中を押す(笑)。第一章が、まともな内容になってきた。超シンプルな構成を目指して再スタートした原稿だが、自分らしいアイデアを盛り込むことができないとモチベーションは上がらない。
 一昨日発注した本が2冊届いた。ネットの情報ではなく、ちゃんとした本で理解したい内容の本である。日本のモノづくりと世界情勢に関する本だ。

4月4日(金)「執筆の時間を確保するために・・・の風さん」
 午前中は買い物。JPでレターパックプラスを購入し、ドラッグストアとホームセンターにも寄って帰宅した。
 たいした買い物じゃないし、1時間ちょっとなので、このあと平気で仕事ができればよいのだが、いつも疲れてしまい、昼食後、しばし仮眠をとった。ただの老人から普通の高年者に昇格するにはハードルが高い。トレーニングはなかなかできないので、屋内外の仕事をしながら、がんばってみる。(それにしてもワイフは元気だ。あのタフさはどこから来るのだろう)
 さて、当面の最重要課題は、児童書の執筆だ。編集者と電話で話してからもう3週間もたつのに、まだできない。
 とにかく時間をかけるしかないと思う。のろまでも、継続すれば、1ミリずつでも前進するはずだ。
 これからしばらく屋内外作業は少しずつにし、読書のペースも落とす。
 花粉症が相変わらずひどいのだが、これはもう薬でおさえこむしかない。
 あと、海外情勢だな。気になってしようがないが、しばらく傍観するしかない。夢中で海外の報道を見ても、何もできないのだけど。ちょっと悲しいな。自分自身の存在価値の小ささにへこんでしまう。
 就寝直前のわずかな読書はやめなかった。やはり至福の時間だな、読書は。

4月5日(土)「4クールの強行テスト・・・の風さん」
 ポモドーロ・テクニックは、25分作業と5分休憩を1単位として、これを4つつなげた2時間が1クールとなる。4クールで8時間なので、1日に4クールできれば、まあ、現役時代の定時間内の仕事に匹敵する。
 ということで、今日は、4クールこなすことにした。はたして4クールの執筆で児童書の原稿がどれだけ進むか。正直、やってみないと分からない状態だった。なお、この1クール分の専用YouTubeを2つダウンロードしてあるから、タイムキーパーはこれまかせ。
 昨日考えた通りに、楽なことに流れないように、ルーチンや通常の雑務は後回しだ。
 午前中、1クールやった。寝坊している人間には、限界だった(笑)。これしかできなかった。
 昼休みに当たる時間帯に、ちょっと外へ出て、フェンス部品にスプレー塗装してすぐ屋内に戻った。
 駆け足で書斎へ突撃。途中、コージーを淹れるにしても、5分の休憩タイム内で、飲みながら作業となった。
 午後、何とか2クールこなすことができた。しかし、朝から3クールやって、思ったほど進まない。
 夕食後、今日最後の1クールをこなしたが、自分がイメージした量の半分くらいしかできなかった。ということは、4クールできていない通常の仕事では、もっとできていないわけだ。まして、フェンス工事をしている日に執筆が進むわけがない。
 就寝前にルーチンと雑務と読書をしながら、しばらく毎日4クール強行してみようと決めた。

4月6日(日)「今日も4クール・・・の風さん」
 今日も4クール強行する覚悟で1日をスタートさせた。
 それでも、ストレッチは忘れない。ただの高年者を目指して。
 朝食はホットミルク1杯だけ。時間がない。
 午前中に1クールできた。昼食を摂る余裕はないが、雑務はやらねばならない。半年ごとのゴキの毒エサの半分更新。今日は屋内のみ。その勢いで、外で部品の片面スプレー塗装をちゃちゃっとやった。
 コーヒーで眠気を飛ばしながら、午後の2クールを強行。
 天気は不安定だが、私のポモドーロ・テクニックは順調にこなせていった。
 夕方、買い物から帰って来たワイフが、コーヒータイムを提案したので、了承。朝からホットミルク1杯だけだったが、ここでゴマ餡の串団子を食べた。まあ、ほとんど座っているので、食べる物はこの程度で十分だろう。
 夜になり、雷雨だ。遠雷がとどろき、当地はしばらく土砂降り。地球が怒っている。そんな気がする。
 晩御飯後、1クールを強行した。
 昨日に続いて、1日に4クール。つまり8時間労働に匹敵する執筆仕事をこなした。
 そうか。これくらいやらないと、執筆が進んだとは言えないわけか。納得。やはり投入する時間は重要だった。
 明日も、4クールを目指すぞ。

4月7日(月)「4クール継続中・・・の風さん」
 今日も4クールが最優先。ストレッチ後の朝食はホットミルク1杯のみ。
 午前中に予定の1クールをこなした。
 雑用は昼休み時間だ。キャメロンで外出し、JP分局でレターパックプラスを窓口で出した。ポスト投函にはちょっと厚すぎる不安があった。帰宅してすぐ屋外作業。ゴキえさ(屋外用)の更新だ。2つの小屋と主屋の軒下3か所(水回りのある場所)。屋内と同様に、個数を半分に減らした。ついでに部品のスプレー塗装の3回目。
 さすがに空腹を感じたので、トーストを1枚、急いで食べた。
 午後は、レギュラーコーヒーのカフェインパワーを借りつつ、2クールこなした。
 ポモドーロ・テクニックは、継続性というか、リズミカルに仕事が続けられるというのが実にいい。
 晩御飯後、1クールこなして、今日も4クール達成。
 1日8時間頑張っても、期待したほど執筆が進まないのは、今日も同じ。のろまは、とにかく時間をかけるしかなさそうだ。

4月8日(火)「読書も7冊並行・・・の風さん」
 何とか今週中に児童書の原稿のメドをつけたい。その想いで、必死に頑張っている。
 ストレッチ後、ホットミルクのみの朝食を終えて、書斎へ直行。午前中、1クールこなした。
 キャメロンで外出。ドラッグストアでクーポンを使ってまとめ買いをしてすぐ帰宅。
 明後日から雨になるので、今日中に除草剤を散布しなければならなかった。今年最初である。そろそろ雑草が伸び始めているのだ。
 しかし今日は、フェンスの支柱と主屋の周辺そしてシルバーさんに切ってもらった木の切り株だけ。ただし、新しい切り株には、電動ドリルで注入口を作っておかねばならない。こいつを先にやってから、除草剤を作ってジョーロで散布した。ログの裏側にも散布するので、お隣さんの敷地に侵入(もちろん了解済み)。
 最後に、部品にスプレー塗装の4回目も。
 さすがに空腹を感じたので、昼食を摂ることにして、トーストを1枚とコーヒー。
 疲れてしまい、1時間半の休養を取った。
 そのため、午後の執筆の2クールが晩御飯の時間に食い込んだ。
 就寝前に残りと1クールをこなし、目標のところまで執筆が進んだ。恐るべし。ポモドーロ・テクニックである。私の執念も目覚めさせてくれた。お陰で読書も少しできた。しかし、この読書は、現在7冊を並行して読んでいるが、さすがにペースダウンしている。今月は何冊読了できるだろうか。

4月9日(水)「4クール後にトラブル・・・の風さん」
 児童書は今週がヤマ場。何とか週末までにメドをつけたい。
 朝のストレッチから着々とメニューをこなした。
 昼休み中の雑務は、板材のカットである。フェンスの揺れ・倒れ防止として、以前製作した治具をさらに3個作ろうとしている。板材はホームセンターで端材として300円で売られていたもの。合板ではない。長さは155cmあったので、45cmで鉛筆で線を引いた。電動チェーンソーも準備したが、すべてのこぎりで切った。3分割したものをさらに、20cmと25cmに分割し、金ヤスリで面取りをした。次の工程は、十字型に木工用ボンドとタッピングスクリューで固定だ。今日は、水洗いして終了。
 昼食後、また書斎でポモドーロ・テクニックの続き。今日は休養している余裕はない。
 レギュラーコーヒーで気分をハイにしながら頑張った。私に必須のカフェインだ。悪い奴は覚せい剤を使うのだろう。
 夜も頑張った。4クールこなしたので、6月の出張のため、ホテルの予約をし、関係者へスケジュールを連絡した。
 入浴後、気まぐれ日記の更新を忘れていたことに気付き、ちゃちゃっと作成したが、クラウドへ転送できなかった。原因不明。
 ああ、もう頭が狂いそうだ(笑)。

4月10日(木)「トラブルが解消・・・の風さん」
 せっかく気まぐれ日記を書いても、よくわからない転送の問題があって、ホームページを更新できない。
 これが気になってしょうがないのだけれど、原因究明と対策をしている余裕がない。
 今日も4クール目指して1日が始まった。
 天気予報は雨だったが、空は曇ったまま。明日の予報は当初雨だったのが晴れに変わったので、今日の予報も当てにならない。まるでアメリカのトランプ大統領の政治判断みたいだ。歴史は繰り返すというが、今、まさにトランプ大統領がしていることは、昔のフーバー大統領と同じだと知識人は言う。あらためて勉強したら、まったくそっくりだった。歴史が再現するなら、今回の貿易戦争は第三次世界大戦まで突っ走ることになる。世界がトランプをフーバーと呼んだらどうか。
 今日の雑務は、遅ればせながら、ヒーター3台(石油、セラミック、ニクロム線)の片付けと、ペルチェ除湿機2台の設置。
 午後も書斎でカフェインの力を借りながら執筆を続けた。
 晩御飯後、4クールを終えたところで、念のため、何回目かのホームページ転送をやってみたら、できた! これがダメだったら、ソフトの再インストールを試すつもりだった。なぜなら、今回の不具合は、執筆マシンのOS更新がきっかけだったから。
 やれやれ。これでひと安心。何とか、明日で児童書のメドをつけて、明後日にはエージェントへ連絡したい。

4月11日(金)「アナログからデジタルへ・・・の風さん」
 天気は好いが、屋外作業をする余裕はない。今日もとにかく4クールだ。
 明日出かけて、現役時代の仲間と懇親会があるので、午前中は hairdye と並行して執筆を進めた。
 午後も着々とポモドーロ・テクニックを進めて行った。25分という作業時間の絶妙さを感じる。集中できて、しかも繰り返していける継続性との両立がすばらしい。
 夕方、一昨日Amazonに発注した品物がクロネコで届いた。Bluetoothのヘッドホンである。
 ポモドーロ・テクニックは、執筆マシンでYouTube動画(保存したもの)を聴きながらおこなう。PC用スピーカーで小さな音で再生していたが、ヘッドホンで聴いてみたら、さらに集中できるので、新しいヘッドホンを購入することにした。
 どうして購入したかは、いろいろあるが、一番は自分の物が古すぎること。Bluetoothのイヤホンもあるけれど、これは安物でスペックがあまり良くない。自分のヘッドホンがどれだけ古いか、ここに書くと驚かれるかもしれない。半世紀前に購入したものだ。
 大学時代、ステレオコンポが流行していた。その当時に、電気屋さんからステレオラジカセと一緒に買ったものだ。どちらもSONY製で、先進的な技術が詰め込まれていた。
 とは言え、今から50年以上も前の製品である。当時は、基本的にアナログの世界だった。
 購入したヘッドホンも安価だがSONY製だ。執筆マシンにはBluetoothが内臓されていないので、アダプターも一緒に購入した。
 午前零時までに4クールをこなしたので、残された短い時間でヘッドホンを設定できるか、ちょっと不安だった。
 ところが、あっという間にBluetooth接続もできて、ポモドーロ・テクニックの動画も聴くことができた。低音もしっかり聞こえる。
 ヘッドホンに関しては、アナログ時代からデジタル時代に一気にジャンプした。
 今後、ZOOMやTeamsのミーティングも、このヘッドホンを使うことができる。

4月12日(土)「目標達成した後は・・・の風さん」
 朝から急げ急げと胸の内でかけ声をかけながら必死に執筆を続けた。
 昼休みの昼食もトースト1枚で超高速。すぐ書斎に戻って執筆の再開。
 こうして、2クール目の途中で、執筆は最後のシーンまでたどり着いた。ギリギリの目標達成。
 スマホでエージェントに電話した。「気にしてましたよ」と言われた。前回の電話から約1か月の悪戦苦闘を語り、たった今最後のシーンまでたどり着いたので、来週中に原稿を送りますと約束した。とりあえず安心してくれたようだった。
 私もほっと胸をなでおろした気分だった。
 出かける時刻まで約1時間くらいある。返信すべきメールを次々に送り、最後は、購入したばかりのヘッドホンの製品登録もした。
 歩いて駅まで行き、約1時間強の電車で目的の駅をおりた。実はこの駅の近くの社宅に7年間住んでいた。当時は、毎月15日に(有休を取得してでも)、この駅から電車に乗って、名古屋駅をおりて高速バスに乗りかえて上京し、新鷹会の勉強会に出席。2次会の飲み会にも参加し、夜行バスで帰名。場合によっては、会社に強行出勤した。まだプロデビューする前である。
 そんな思い出のある駅周辺にもかかわらず、その後の地域開発で、景色が著しく変わったため、今夜の懇親会場まで歩くルートは、前もって地図を印刷しておく必要があった。
 新型コロナの間は、交流が絶えていた仲間との久しぶりの懇親会は、きわめて有意義だった。当時のプロジェクト活動が残した思い出は、それぞれの会社人生の財産になったと言い、リーターだった私は何もできなかったと悔やんでいただけに、超うれしかったというのが本音である。
 逆コースで帰宅し、ワイフにもそのことを語り、今日執筆も目標まで到達していたので、安心して、深夜、映画を観てしまった。
 レオナルド・ディカプリオの「ブラッド・ダイヤモンド」である。現在の世界との類似性を感じながら、見事なストーリー展開に感動した。

4月13日(日)「伊豆の踊り子・・・の風さん」
 疲労のため、今日は休養日にすることにした。
 ストレッチとルーチンをこなし、読みかけの7冊すべてを少しずつ読み進めることにした。
 とは言え、最初の雑務は、ベッド周辺の掃除機かけである。寝ていると花粉症で鼻呼吸ができなくなることが続いているので、花粉があちこちに残存しているのだろうと、徹底して掃除機をかけた。
 屋外作業は、悪天候のため、やめた。サンルームから完成が近いフェンスを観察すると、強風のために、はしっこは揺れているのが確認できた。スーパー台風が来れば、さらに揺れるのは間違いないので、残りの工事計画にさらなる強化策を追加しようと思った。
 深夜、昨日に続いてまた映画を観た。山口百恵の主演第一作「伊豆の踊子」である。映画だとか文学作品が原作だとか、フィクションだとか、いろいろなことが頭に浮かんだが、一番は、映画から既に50年以上が経過しているという重い事実である。
 これは、歴史を学ぶことと同じだ。過去のことだが、その後の結果を知っているために、過去のその瞬間の意味が一つひとつ心に突き刺さる。そして、自分自身の人生との類似性にも考えが及ぶ。そして、今をどうとらえるか、思考が進むのだ。
 その結果、現在につながるあらゆる過去があらためて理解でき、現在を肯定的にとらえることができた。この結論を得るきっかけになったのが、今夜の映画「伊豆の踊り子」だったので、関連する本を2冊、メルカリで探して発注した。
 明日から、また1日に4クールこなして、1日でも早く児童書の原稿を完成してエージェントへ送りたい。

4月14日(月)「小栗まつり・・・の風さん」
 今日からまた4クールやるぞ、と1日が始まった。ターゲットは、エージェントへ原稿を送るまで。
 半世紀ぶりに更新したヘッドホンを装着しておこなうポモドーロ・テクニックは快適だ。ワイヤレスなので、動き回れるけれども、それを利用することはなく、しっかり集中して仕事ができる。外部からの騒音を遮断できていることの効果かもしれない。
 順調だったので、午後、予約してあった床屋へ行ってきた。片道がキャメロンで5分だし、カットは30分程度で終わるから、ロスタイムは少ない。カット中、マスターからの誘導で、最近のトランプ大統領の失政について、入手した情報を伝達した。マスターもなかなか詳しい。
 ポモドーロ・テクニックの中では、仕事と仕事の間に5分間の休憩が入る。これも執筆以外のことに利用する。スマホのゆうちょアプリを使って、今年の「小栗まつり」の卒塔婆代を送金した。10年以上おこなっている寄付だ。現地で参加し、ちゃんと鳴海風名義で立派な卒塔婆が建っているのを見たこともある。残念ながら、今年も現地へは行けそうもない。「小栗まつり」は来月の25日である。
 やったぜ、今日も4クール。原稿の半分近くを見直すことができた。

4月15日(火)「来年の企画が通りそう・・・の風さん」
 さあ、今日も4クールだぞ。昨日今日と、天気もあまり良くないので、屋外作業の誘惑もない。
 順調にこなしていったら、午後、エージェントから電話があった。12日(土)に電話を補足する意味でメールしておいたのだが、今取り組み中の児童書とは違う企画提案も書いておいた。取り組み中の児童書の進捗を確認するだけでなく、新たな企画提案についてもエージェントは気にしていたのだ。
 気にしていただけでなく、既に行動に出ていた。それらの中で、来年の仕事があり、出版社に打診したところ、ぜひやりたいという反応だったそうだ。これはうれしかった。この児童書にメドがつけば、ちゃんとした企画書にして(プロットやあらすじも考えて)、しっかり来年の計画に入れてもらうことになる。
 そういったことがあると、モチベーションはいやがうえにも高まる。
 ポモドーロ・テクニックの中の小休憩でも、着々と雑事をこなしつつ、深夜に突入した。
 しかし今夜はけっこうむずかしい場面で、最後までは全然到達できなかった。
 明日は、梅にアブラムシの防虫剤を散布するので、なかなか厳しい1日になりそうだ。

4月16日(水)「初めてのスミチオン散布・・・の風さん」
 昨夜遅くまでがんばったが、ラストまで行かなかった。
 今朝は寝坊をした。それでも、ストレッチをこなし、ブランチ後、屋外作業に出動した。しばらく晴天が続くので、梅のアブラムシ対策をしなければならない。準備はできている。
 以前、ネットで勉強した。農業関係者のコメントからスミチオンが最適と判断した。購入先を比較検討し、地元のホームセンターで購入した。亡父の遺品だった蓄圧式噴霧器が力不足だったので、電池式を購入し、疑問点は、メーカーに電話で問い合わせた。
 初体験だが、もう迷わずやるだけである。最初、千倍に希釈した1リットルを用意し、脚立も使って噴霧したが、足りなかったので、1リットル追加した。余った薬液は、家の周囲の植木にかけておいた。
 片付けもまじめにおこなった。水で何度も地面に噴霧してから陰干しにした。
 約1時間の作業だった。
 ところが、この後、執筆だけに専念できなかった。
 玄関にはカメラ付きのドアホンがある。応答するドア本はキッチンにあるが、同じ機能の子機が2台、書斎と庭のログにもある。ログの子機の電池が、昨年来何度も不調になった。ニッケル水素電池が充電できなくなるのだ。連続するので、おかしいと思い、デジタルメーターで子機用の充電アダプターを調査した。ところが、デジタルメーターがおかしくなってしまい、もう30年くらい使っているテスターで調べたら、充電アダプターの異常はなかった。ニッケル水素電池(互換品)の品質が悪かったと判断し、また発注した。
 そんなことをやっていたので、今日は3クールしかできず、またラストまで行けなかった。

4月17日(木)「まさかの徹夜態勢・・・の風さん」
 今日こそ、児童書の原稿を完成させてエージェントに送る。その決意の下、1日をスタートさせた。
 ストレッチとトーストのみの朝食後、サンセベリアに水をやるのを忘れていたことに気が付いた。半月ごとにだいたいコップ1杯でいい。保水能力があるみたいで、サボテンに似ている。コロナ以来だが、ずいぶん葉っぱが増えた。株分けすると増えるようだが、また忙しくなるな。その場合は誰かにプレゼントしよう。
 こうして執筆が再開。ポモドーロ・テクニックで着々と進めていく。途中で、昨日の屋外作業の片付けもした。
 夕方になったが、まだラストに到達しなかった。そうしているうちに、昨夜発注したコードレスホン子機用のバッテリが届いた。さっそく装填してみると、子機が復活した。やはり、充電器が異常なのだろうか。昨夜、変調をきたしたデジタルメーターがなぜか復活したので、さらに調査してみた。やはり、充電器に異常はなさそうである。とりあえず今夜は途中まで。
 晩御飯後、原稿がラストに到達した。終盤、かなり手を入れたので、前の方との整合性が不安になった。そこで、あらためて先頭から読み直すことにした。まさかの徹夜態勢だ。
 結局、「おやすみなさ〜い」は、午前6時半だった。エージェントに送れたので、ひと安心。しかし、明日もやることがてんこ盛りだ。

4月18日(金)「やっと草刈りに着手したものの・・・の風さん」
 11時半に何とか起床した。原稿を送っても、それ以外にやることが多い。
 朝食後、キャメロンで外出。コンビニで同窓会の年会費を2件送金し、ATM巡回、ドラッグストア経由ホームセンターへ行き、工事用の品物を購入して帰宅。
 ひと休みして、屋外作業に出動。今日からしばらく晴天が続く。のんびりしている余裕はない。
 裏の土地が草ぼうぼうだ。いきなりナイロンカッターの草刈り機は無理。今日はまずガーデニング用の鍬で、しぶとい雑草を根元から掘り起こす作業をした。その後、電動草刈り機を使った。今日の印象からは、裏の土地の草刈りはたぶん3日くらいかかる。
 屋内にもどって、ひと休みしていたら、実家へ行っていたワイフが帰って来た。今日は早かった。最近、ワイフも区の仕事で忙しいので、それぞれの仕事を短時間化しないといけないのだ。
 ということで、コーヒータイムにしてから、やっと書斎へ。
 コードレスホンの子機の充電池の問題で、充電器が故障しているのかいないのか、追加調査したが、まだ結論が出ない。調査中にデジタルマルチメーターの動作が不安定になり、メーカーに相談中で、足を引っ張られてもいる。
 少しだけ読書が復活し、今夜は早めに午前零時目標で閉店した。いや〜、疲れている!

4月19日(土)「屋外作業に続いて新しい企画アイデア・・・の風さん」
 昼が近かったが、まだベッドの中だった。ベッドサイドのスマホの着信で目が覚めた。知り合いからだった。
 まだ寝てました、と正直に言える相手なので、それから会話が盛り上がった。そもそも私の様子を心配してかけてくれたのだが、相手も手術後のリハビリ中で、なかなかすごい話題である。どれだけ話したかよく分からない。たぶん30分以上だったろう。
 昼食後、屋外作業に出動した。しばらく晴天が続いてほしい。一気に挽回したい。と思っていたが、今日はやけに気温が高い。最初から半そでTシャツで外へ出た。昨日に続いて草刈りから開始。今日は裏の土地の法面(外周部)に伸びた背丈の高い雑草を、大きな剪定ばさみで切るところから。道路にちらばった雑草を片付け、電動草刈り機でも少し切った。
 小休憩後、フェンスの補強用部品の追加製作だ。木工用ボンドと木ネジでT型に組み合わせた。木ネジの寸法がやや短かったので、電動ドリルの穴明けは2段階で、小径で貫通させ、次に木工用ドリルで座ぐった。最後はドライバーを使って腕力で押し込んだ。
 たったこれだけの屋外作業でも、疲れてしまった。
 あとは雑務と読書で、午前1時を目標に就寝したが、睡眠不足ではないので、簡単に眠れない。しかし、新しい児童書のアイデアが浮かんだ。これは大収穫。送った原稿が出版へ向けて動き出せば、次の企画を出す費用があり、この段階でアイデアが出たのはラッキーだ。

4月20日(日)「屋外作業はトレーニング?・・・の風さん」
 今日も昼近くに1日がスタート。
 雨の予報はないので、食事後、屋外作業だ。昨日は日差しが強かったけれど、今日は曇天。それでも半そでTシャツで問題なし。
 まず、草刈りの3日目。今日でだいたい刈り終わるはず。電動草刈り機で、鍬や剪定バサミで刈ったところを、ざっと仕上げていった。昨日も少しやったので、バッテリは交換していない。十分もつかと思ったら、途中で失速。交換した。このバッテリはちょっと弱ってきているかも。道路にちらばった草をかき集めたが、既に根を張っているやつがあり、その部分は鍬で掘り起こした。3日目の最後は、外周部への除草剤散布だ。今回は農業用の除草剤を使った。これの効果は後日わかる。もし効果があれば、これまで使っていたより安価だ。
 続いて、フェンス工事の最終段階。昨日組み合わせた補強用部品に、塗装の1回目。全面塗装なので、2日に分ける。さらに、これは木製品なので、もう2日かけてキシラデコール塗装もする。こうすると、風雨にさらされても長持ちする。ということで、木製品は、塗装に4日間かかるのだ。
 設置済みのフェンスに最後の工事をするためには、裏側に回らなければならない。やれるかどうか、練習を兼ねてトライしてみた。意外とできた。手をはなせば、地上まで落下する。片手でつかみながら、残りの手で作業できることも確認できた。71歳でもやれると堂々と言えるのかどうかわからないが(他人が見れば、危ないからやめなさいレベルかもしれない)。
 昨日に続いて疲れしまい、夜は、重要なメールを1つ出せたのが精一杯だった。
 明日は朝が早いが、屋外作業は続く。疲れるほどやっているので、トレーニングだと思っている。

4月21日(月)「トレーニング代わりの屋外作業・・・の風さん」
 早起きし、ワイフを駅まで送り、朝食後、遠くのホームセンターまで買い物で往復した。雲一つないような青空で、気持ちの良いドライブだった。
 ところが、帰宅後、疲労でダウン(笑)。トレーニング代わりに仕事に精出している面があり、やはりちゃんとした筋トレをしないと体力はつかないということか。やれやれ。
 天ぷら卵うどんを食べてから、屋外作業に出動した。まだしばらくは、これがトレーニング代わりだ。
 数日かける塗装作業をたくさんやった。天気が好いので、自宅の裏側にブル^シートを置いて並べておいた。フェンス周囲の石ころの除去もした。このへんは、今度きれいに整備するゾーンだが、土地は砂利だらけなので、まずは目立って大きな石の除去から。伐採して残った切り株も多く、これらの除去はほぼ困難だが、まあ、仕方ない。あと、数年前から気になっていた、ログの屋外照明を一つ改善しようと、脚立に乗って、分解しようとしたたのだが、カバーが固着しているのか、ビクともしない。オレンジ色のカバーを通して、リング蛍光管が見える。もし切れても交換できないではないか。今日は、作業を断念し、後日、取り外しのアイデアが出たら再挑戦する。
 ビジネス本の増補改訂版が今週発売されるのだが、出版社からPRのための献本先を提案するように言われていた。提案したリストがすべて承認されたので、そのうちの3人へ、事前通知のメールを送っておいた。
 あとは読書が精一杯。早めに閉店することにした。

4月22日(火)「雨が降り出す前に・・・の風さん」
 明日は雨なので、今日できるだけ外の仕事をやっておこう。
 キャメロンで外出。ドラッグストアからホームセンターへ回り、工事に必要な品物を追加購入して帰宅。
 朝食は抜いたので、昼食のトーストに大好きなピーナツバターを塗った(笑)。 
 屋外作業に出動。複数回の工程を要する塗装の途中だ。明日は雨なので、塗装しては庇の下に移動させていった。明日は雨の予報だが、小降りなら、庇の下で工程を進めていくつもり。それができれば、フェンス関係の塗装は明日で終了できる。
 今日の塗装作業が終了して片付けに入ったら、雨がポツポツ降って来た。ちょっと早いじゃないか、とぶつくさ言っていたら、洗濯物が干してあるのが目に入ったので、急いでとりこんだ。現役時代は、当然私は不在なので、毎日のようにあった洗濯物を干すのも大変だったろうな、と思う。
 エージェントから連絡がないので、とりあえず工事や雑務に注力しているが、連絡次第では上京して打ち合わせとなる。そうなると、ついでに他の用事もとなって、大変なことになる。今年はセーブしないと、資金枯渇の不安も大きい。
 今日の雑務は(連日同じだが)、重要なメール、手紙と郵送の準備と読書だった。
 夜になって、しっかり雨だ。明日は降雨確率100%だって。ひどすぎる。

4月23日(水)「もう日焼け?・・・の風さん」
 終日雨の予報だったが、アレクサ予報で、曇りの時間帯が多いことがわかった。
 それでも、今日は先ず屋内雑務を。我が家のサラちゃんは、メスだからかもしれないが、あまり乱暴な動きはしない。それでも、ごくたまにケージ(内部3層構造)の上に乗ることがある。バリアは設置してあるが、金具の格子なので、猿のように登って背面に到達するらしい。透明なビニールシートは用意してあったので、今日、猿登り対策をすることにした。
 基本は金具の格子をビニールシートで包んで、足というか爪が引っかからないようにする。それをする前に、ケージ周りが雑になっていたので、スッキリさせる。ハウスの暖房ヒーターのコントロールスイッチを、固定した。
 だいぶ時間がかかったが、猿登り対策が完了した。
 昼の休憩タイムのときに、雨が降っていなかったので、歩いて投函してきた。久しぶりの往復千歩。屋内外の工事が一段落しないと、ウォーキングが復活しない。いくら工事や雑務をしても、フレイルが進行すると、虚弱ボケ老人に戻ってしまう。GWにはウォーキングを復活させたい。
 午後の曇りの時間帯に、残っていた塗装工程をすべて完了させた。
 夜は、読書とメール送信。
 着替えていて、気が付いた。半そでで屋外作業をしていたために、腕が日焼けしている。まだ4月だぜ。

4月24日(木)「フェンス工事は98%完成・・・の風さん」
 フェンス工事もいよいよ最終段階。昨日までに何工程もかけて製作したサポート治具を、サーカスのようにフェンスの裏側へ回って取り付けた。こういった作業は、最初から全図面を書き上げるくらい詳細設計されていれば、組み立て作業も設計できて、当然楽なのだが、試行錯誤もあって、結局、後付けの現合工事が増えてしまった。
 昼食をはさんで、支柱部分のサポート部品の取り付けをおこなった。この部品は出来合いのものを買って来たのだが、設計がへたくそで、ネジ締付がきわめて困難な構造をしている。止むを得ず、斜めに貫通させることにし、ミニドリルで斜めの下穴開けをしてから、電動ドライバーで締め付けをおこなった。
 最後に、支柱周りに砂利を敷いたが、ひと袋では全然足りなかった。
 これで、フェンス工事は98%くらいが完成したと言える。
 夜は、読書と重要メールの送信で、昨日とほぼ同じ。
 あいかわらずエージェントから連絡がない。明日の夜まで待ってみよう。まだまだ工事は残っている。

4月25日(金)「屋外作業やりすぎ?・・・の風さん」
 1週間前は徹夜明けというか、明け方に就寝して、昼前に起きた。そこから屋内外雑務の集中取り組みが始まった。
 今朝は、ワイフを駅まで送ってから、ホットミルクのみの朝食にして、キャメロンで外出。満タン給油後、ホームセンターで足りなかった砂利を2袋買って帰宅。その砂利をフェンスの支柱周辺にまいて、フェンス工事は99%完了した。
 昨年の秋から、着々と準備して始まったフェンス工事。正確な期間は不明だが、おそらく半年ぐらいかかった。屋外の大きな懸念点の一つだった。庭をカッコ良くするために、背景をある程度遮断し、改善エリアを明確にしたかった。1%残してあるのは、やはり強風対策で、最強台風が来た時、はたして耐えられるかだ。その前に強風の日は何度もあるだろうから、その挙動で、追加対策を打つことになる。たぶん大丈夫だと思っていて、あとは木材の腐食劣化対策として、数年ごとにキシラデコールを塗装する。
 トーストとバナナの昼食後、フェンス工事の余り仕事。ワイフの指摘で、フェンスが1枚余ってしまった。支柱を1本追加購入したので、幅1メートルの独立可搬衝立を作ることにした。補強用の単管パイプも2本購入し、既に塗装も終わっている。コンクリートブロックの上に頑丈な金具を固定して、スタンドを作る。部品はすべてそろえてあった。
 開始してすぐ、自宅の裏に放置してある植物の移動を思い立った。これをやれば、作業空間が確保できる。この植物は元々植木鉢に植えてあったのだが、下から根が出て地面に伸びていた。さらに横にも。立派な植物に成長していた(笑)。これを掘り起こして移動するのは大変だったが、何とかできた。あとは生き延びてくれるかどうかだ。
 確保できたスペースを利用して作業を開始したのだが、今日は強風である。半そでTシャツでやっていたので、寒い寒い。約3時間休みなしでやっているうちに、めまいがしてきた。年寄りの冷や水になってしまった。中断して、屋内に撤退したが、最悪の体調になった。やば。やはり無理してはいけない。
 今夜はメール送信に集中。風呂に入って、体を温めて就寝。死にそうだった(笑)。

4月26日(土)「今日もがんばる・・・の風さん」
 死なずに起床。実は、毎日臨死体験をしていると認識している。就寝してそのまま目覚めることがないというのが、私の言う臨死体験だ。楽な死に方とも言える。後に残した迷惑は知らないという無責任な死に方でもある。それを避ける活動が終活だろう。
 とにかくやることはたくさんあるが、昨日のような無理はできない。
  hairdye を強行した(笑)。また無理から1日が始まりそうだ。洗い流すため、風呂場へ行ったが、終わってすぐ風呂掃除に取り掛かった。今日はフロ(26)の日だ。風呂釜掃除は先月したので、次は来月のフロの日。それでもユニットバスを分解してしっかり洗った。
 歩いて投函に行った。明日は収集が朝なので、先に出しておきたかった。
 昼食後、屋外作業に出動。フェンス工事で、計画外の事態になって余った部品があり、いくつか追加部品も購入してあったので、それらを使って、独立可搬衝立を作る。昨日、めまいで作業が中断していた。今日は、補強用の単管パイプを2本、裏側に取り付けた。
 庭でコンクリートブロックの台と合体させたが、ひどく重い。それでいて、安定性がイマイチだった。その理由は背が高過ぎるから。そうこうしている間に、トール教室の生徒さんたちが出てきて、色々と励まされた。今日作った独立可搬衝立は、とりあえずログの横に置いておくことにした。
 そんな工事をしている時に、ちょっとしたハプニングがあった。クルマ買取りセールスがやって来て、カーポートのキャメロンを「売ってくれませんか」という。セールスマンは来日まだ4か月で日本語ができないと言い、スマホで翻訳しようとしたが、英語で応対することにした。他愛もない英会話なのに、言いたいことがちゃんと言えない。英単語力はかなりあると思い込んでいるが、足りないのかもしれない。やれやれ。
 やっとエージェントと電話で話すことができた。送った原稿の問題点をいくつか指摘された。連休中に書き直して、再送付し、それから上京打ち合わせをした方がいいだろう。
 並行して読んでいる本の1冊が読了したので、Xにアップした。ついでに、フェンス工事が一段落したことをFBにアップした。

4月27日(日)「やっとアクアのタイヤ交換・・・の風さん」
 明日は天気が悪そうなので、今日も屋外作業をしなければならない。
 やっとアクアのタイヤ交換(スタッドレスからノーマルへ)だ。これまで忙し過ぎたのと、裏の土地に設置してある小屋の中がある程度減らないと、タイヤの出し入れが大変だったからだ。独立可搬衝立を作ったことで、スペースがいくらかできたのである。
 昼前までに準備をし、名古屋メシのひとつ「あんかけうどん」の昼食後、いよいよ交換。
 今から50年前、大学生時代からさんざんやっていることなので、要領は体にしみついている。問題は体力。アクアとは言え、タイヤはそこそこ大きいし、ホイール付きだからまあまあ重い。油圧ジャッキを用意してから、車体の持ち上げは楽になったが、タイヤの操作性は変わらない。
 交換が終了してすぐ、近所のGSへ行き、空気圧を補充し、満タン給油し、洗車して来た。ホットタイム後、セーム皮で残っている水滴を拭き上げ、タイヤにスプレーワックスをかけて、車庫に入れた。あとでワイフはこれで買い物に出かけた。
 大きな雑務はこれで一段落だ。小さな雑務は両手に余るほどあるが、一つずつ、プレッシャーを感じないように処理していけばいい。
 夜は、メールの嵐とまた古本を1冊発注した。この本は年内の和算関係の仕事で必要である。
 読書では、辻真先先生の『命みじかし恋せよ乙女 少年明智小五郎』がいよいよ最終盤に入った。大作であり、読むのに時間がかかっている。しっかり読み込んできたつもりだったが、土壇場まであるトリックに気が付かなかった。90歳過ぎて、このようなミステリーの大作を書くだけでも驚きだが、読者を驚かせるテクニックに脱帽である。

4月28日(月)「ついにサラちゃんが・・・の風さん」
 雨が降り出す前に、灯油関連を裏の小屋へ運び込んだ。さすがにもう暖房は必要なくなったので、暖房用灯油グッズ類を片付けた。それに加えて、伝統的な石油ストーブも。これは、ワイフの知人からのお下がりで、冬期の停電対策である。石油温風ヒーターではないので、電気は不要だ。点火は電池式だけど、マッチ点火も可能。上にやかんをのせれば、少なくとも加湿はできる。
 書斎の石油温風ヒーターも掃除して、物入れにしまった。
 午後1時から、オンライン打ち合わせをおこなった。現役時代の同僚で、もう長い年月セミナー会社を運営している人だ。以前から何かやってと会うたびに言われていたが、今回、『新版 はじめての変化点管理』を献本したので、それがきっかけで相談することになった。元同僚はベテランのプロだが、私の経験談はけっこう新鮮だったらしく、とりあえず企画提案をさせてもらうことになった。集客できたら、対面でもオンラインでもやらせていただく。ちょっとしたアイデアがあるので、楽しみだ。
 そうこうしている間に、しっかり雨が降って来た。
 今日は、うれしいことがあった。サラちゃんが初めて、私の膝の上にのってきたのだ。ワイフや長女はもちろんのこと、昨今は、トール教室の生徒さんも、しゃがむとサラちゃんに膝の上に前足をのせる。そして、なでてもらって喜んでいる。うらやましかったが、ついに私にもその幸運が舞い込んだ。我が家へ来て2年半。3歳の保護猫だったのだが、少しずつ普通の猫らしくなってきた。
 うれしかったので、ワイフに動画と写真を撮ってもらい、動画はインスタグラムへ上げた。いいねがたくさんついた。


4月29日(火)「名言発見・・・の風さん」
 雨が上がると強風といういつものパターンだ。
 ログの横にとりあえず設置した独立可搬衝立を、しっかり固定しようと午前中から奮戦した。次々にトラブルが発生し、解決しながら作業を継続したが、とうとう断念した。休憩後(と言っても、頭の中では、あれこれと対策や代替案を考えていたのだが)、すべてを片付けて、後日に期待することにした。冷却期間が必要だ。
 かなりの時間と労力をかけて、まったく成果が出ない1日ではいけないので、屋内の片付けを少ししておいた。
 相変わらず国際情勢(と言ってもウクライナ、ロシア、アメリカに限定)から目が離せない。その中でも、トランプ大統領の失政と人間性には呆れるばかり。たまたま読んでいた本に、彼に聞かせたい名言があった。
 A man may fall many times, but he won't be a failure until he says that someone pushed him.
 20世紀、アメリカの実業家 Elmer G. Leterman の言葉だそうだ。
「人は何度も転ぶかもしれないが、誰かに押されたのだ、と言うまでは失敗者ではない」(本の訳から)
 うまく行けば自分の成果、そうでない場合は、すべて他人に原因があると主張するトランプ大統領は、この名言から言えば、常に失敗者ということになる(笑)。
 英文の中で、 failure とは失敗者の意味である。これは知らなかった。文法にうるさい私にとってなつかしいのは、 won't の用法で、たとえば似た例文を思い出す。 The door won't open. ドアがどうしても開かない。すぐ他人のせいにすることなく、懸命に打開策、解決策、突破口を見出そうとしている間は、決して失敗者の烙印は押されないのだ。私も頑張らねば。

4月30日(水)「さすがに疲れたぜ・・・の風さん」
 ちょうど4月の晦日(みそか)だし、やっておきたいことを一気にやって、明日から作家モードに戻ろうと思う。
 キャメロンで外出(おっと洗車が来月に繰り越しだ)。JP分局でレターパックなどを購入後、ATMで送金を2件おこなった。この分局は我が家から最も近いJPで、今後も存続してほしいので、できるだけ利用するようにしている。満足して1kmほど走行したところで、購入したレターパックなどをATMマシンの上に置き忘れたことに気付いてUターン。老化とともにこういったことは増えるのだが、車内で悪態を一つついただけで、慣れてしまっている感がある。しかし、どうやって対策するんだ?
 地元の図書館へ行き、今月出版された『トヨタ流品質管理に学ぶ! 新版 はじめての変化点管理』2冊を寄贈した。職員から2月に寄贈した『怒濤逆巻くも』が飾ってあるのを教えられた。この展示品は郷土資料コーナーに置いてあり、貸し出しはされない。もう1セットが近刊として特別コーナーに並べてあるのだが、そちらは貸し出し可能で、誰かが借りていた。
 次の目的地へ向かう途中、ふとアイデアが浮かんだ。せっかく展示してもらっているのだから、写真を撮っておけばよかった、と思った。許可されればフェイスブックにアップもできるかも、と。駐車したキャメロンから職員へ電話して相談したら、撮影もフェイスブックへのアップも許可されたので、帰りに寄ることにした。
 ドラッグストアからホームセンターへハシゴして買い物をし、また図書館に行った。無事に撮影ができた。
 1時間で終えたかった最初のアクションが、1時間半もかかってしまった。やれやれ。
 昼食後、月初ルーチンに着手。今夜から長女が里帰りしてくるので、一気にすべて(カレンダー更新、洗面所から空気清浄機、ガス台の掃除まで)完了。
 ついでに風呂掃除まで強行。
 屋外へ出動。購入してきた砂利2袋を、自宅裏とフェンス回りに追加散布した。これでしばらく屋外作業は中断だな。
 並行して読んでいた7冊の中の2冊を読了させた。どちらも読後感が強烈な作品だった。今年はここまでで10冊。
 ワイフとアクアで長女を迎えに行き、そのまま近くの中華料理屋で晩御飯を食べた。
 さすがに疲れたぜ。